検察犯罪を隠蔽する原発事故収束宣言

  • 2011/12/17(土) 17:38:23



石川議員の取調べにあたった田代検事が証人の裁判の午後の弁護人の尋問で、しだいに特捜部長への報告書が事実に反する報告書が作成され、しかもそれが検察審査会の議決の判断材料となったということがわかりはじめてから、私はとても大変な裁判を傍聴しているという興奮から体が震えるようだった。

 これは、検察の犯罪が立証された瞬間でもあり、検察審査会の決定をも左右する出来事だった。動画に裁判の傍聴時にメモした記録を参考にしながら、すぐに動画にアップ。とりあえずブログにも貼り付け、配信した。

 帰って、いつものようにこの裁判の流れに沿って書かれている「産経ニュース」の記事と傍聴メモを照らし合わせる。しかし、午後の弁護士からの質疑応答において、私が最重要ポイントだとしてチェックした言葉や文章が見当たらない。この日は、疲れて寝てしまった。

翌日は前田検事の証言の裁判。あいにく抽選にはずれ、前日裁判の新聞報道のチェックをしながら、田代検事の裁判記録の照合作業をする。やはり、この日の検事証言(午後)についての産経ニュースは、重要部分をはしょっているように思われた。

また、何人かが交代して書くのか、ときどき的外れの見出しがつけられている事にも気づく。ずーっと最初から最後まで傍聴していれば、何が重要なのかがわかって、たとえば前田検事証人の裁判なら「私が裁判官だったら無罪にする」という見出しがつけられたはずだ。やはり、実際に傍聴しなければだめだと思った。これら報道だけを鵜呑みにすることは真実が得られない事にもなる。

 小沢裁判を通して検察・裁判所ぐるみの巨悪に近づきつつある。それを隠蔽しようとする勢力もまた必死だろう。傍聴していないからなんとも言えないが、命令に忠実な前田検事もまた、冤罪被害者の可能性があるのかもしれない。検察への憤りから、もっと隠されている巨悪の存在が浮き彫りにされつつあるように思われる。

 前田検事の証言のニュースをネットで調べる。

「私が裁判官なら小沢さんの無罪を書く」

「この件は特捜部と小沢の前面戦争だ。小沢を挙げられなければ、特捜部は負けだ」

「見立て違いの妄想だ。現場は厭戦ムードだった」

「裏献金問題で小沢さんを立件したいのは特捜部長ら数人だった。」

「「東京地検特捜部の捜査には問題がある。」

「小沢被告との共謀の立証は困難とも思っていた」

「東京地検が捜査中、石川被告の弁護人から取り調べの不適切さを指摘する書面を受け取っていたのに、同審査会にこの書面を提出しなかったと批判した」

「企業から(献金したという)話が出ず、現場はかなり疲弊していた。」

「水谷建設からの裏献金受領を一貫して否定したため、担当副部長が、『あいつもらってないんじゃないか』と話していた。」

「5千万円受け取ったやろ、と言ったら、石川さんが否定して、『この通り、受け取っていない証明として土下座もできる』ということで土下座した、と言っていたが、私の素朴な感覚では、否認していた被疑者が次の日の朝に土下座して『嘘ついてました』というのはあり得るけど、普通はないでしょう。国会議員ですよ、当時。いかがなものかと」

「検察の想定と異なる聴取内容は調書にせずメモにしていたのは証拠隠しで、検審にそれが示されれば、水谷建設からの信用性も減殺されていたはず」

「4億円が企業からの献金と『妄想』する人もいたが、正直ついていけなかった」

「小沢氏に虚偽記載をして了承を得た場面は、最大で『おう』という程度と聞いて、この程度では小沢氏の共謀を問うのは難しい」



などという驚くべき供述が記されていた。昨日の田代・民野検事の報告書偽造・女性秘書監禁に続き、検察の犯罪とも思われる取調べの実態が明らかにされ、冤罪がどのようにつくられていくかということが、裁判を通して国民に知らされることとなった。

 当然、テレビでの報道は特番とかトップニュースの扱いかと、まず、NHKの7時のニュースをつけた。

やっていたのは、「原発収束」野田宣言だった。細野大臣らが登場して意見を述べるも、裁判のことはやらない。9時のニュースもまた同様だった。原発と中国問題とサッカー。こんな重要なニュースが、原発収束宣言で消された。テレ朝のニュースステーションもまたいっさい報道しない。

この国のマスコミは何をチェックするのだろうか?不安のまま翌日新聞を調べた。東京・読売・産経・朝日の新聞各紙はいずれも詳しくこの前田検事の「小沢さんは無実だ」というコメントを報道していた。さらに特捜部の手持ちの証拠全面開示と取調べの可視化(録音・録画)に踏み込むべきだと力説したことも記されていた。

 新聞は、事の重大性がわかって報道されているが、テレビはどうしたのだろうか。

タイミングよく発表された「原発収束宣言」。事態はそれほど好転しているとは思えないが、なぜこの時期にとってつけたように発表したのか?それによって隠したい何かがあったとしたら。そのことを見きわめることが、我々に求められているように思う。

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ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/syakai/134259

小沢茶番裁判すぐ中止しろ
特捜検察の恐るべきデタラメ次々暴露
<この国の検察、警察はデッチ上げで犯罪、犯人を捏造している>


 一体この裁判は何なのか。強制起訴された小沢一郎元代表(69)の裁判がグチャグチャになってきた。
 
 16日の第10回公判には、例の村木事件でフロッピーを改ざんして有罪になった元検事の前田恒彦受刑者(44)が証人として出廷。大久保隆規元秘書を取り調べた担当として呼ばれたのだが、口にしたのは、2年前当時の東京地検特捜部の驚くべき内情だった。

「裏金があったと“妄想”を描いている(特捜)幹部もいた」と平気で証言し、「私が裁判官なら(小沢)無罪と判決を書く」とまで言い放ったのだ。もはや地検特捜部は捜査機関の体をなしていない。瓦解も同然だ。こんなデタラメ検察がつくり上げた小沢裁判を続ける必要があるのか。

<これは莫大な税金ムダ遣いの典型だ>

 青のジャージーに安っぽい蛍光色のフリースを羽織り、刑務官に付き添われて出廷した前田元検事。丸刈りの頭髪には白髪が交じり、「大阪特捜のエース」がウソみたいに変わり果てた姿だった。

それ以上に法廷を驚かせたのは、前田が昨年1月、陸山会事件で大久保秘書を取り調べるため、大阪から東京地検に応援に呼ばれたときの状況だ。前田は着任早々、事件を担当する木村匡良主任検事(49)からこう言われたという。
「これは特捜部と小沢一郎の全面戦争だ! 小沢をあげられなければ我々の負けだ!」
 まるで昔の軍人かヤクザの親分のセリフだが、ここに小沢捜査の本質が凝縮されている。「ジャマな小沢は必ず抹殺する」――。そういう決意表明なのだ。何が何でも小沢を逮捕するという予想通りのシナリオが最初からあったのだ。
 
 16日の前田証言がそれを裏付けてもいた。当時の特捜部幹部は水谷建設などのゼネコン企業から小沢サイドへの裏献金を洗い出すことに血眼になっていた。しかし、現場の検事がいくらゼネコン担当者や下請け業者から聴取しても裏金の存在が出てこない。「当時の雰囲気を言うと、現場は厭戦ムードでした」と前田はこう証言を続けた。

「陸山会事件を積極的に小沢さん(立件)までつなげたがっていたのは、当時の佐久間特捜部長と木村主任検事、大鶴次席検事ら一部の幹部でした。次の(大林)検事総長(当時、東京高検検事長)も乗り気ではありませんでした。
それでも(部長らは)1億や2億、場合によっては4億円を出してこいと(現場に)言ってくるのです。

私は佐久間部長に、想定しているスジ(ストーリー)を聞いてみました。夢みたいな話、妄想を語られました。私は率直に『裏献金は難しい』と言いました。ほかの検事も『無理』と言っていました」
 
 一部の幹部が、消極的な部下のシリを叩き、ありもしない「裏金1億円」ストーリーをデッチ上げる。組織が狂気に向かって突っ走る、恐るべき姿が目に浮かぶようだ。


<特捜部は検察審査会にも不利な証拠を隠した>


 もちろん、エラソーに証言する前田本人も、村木元厚労省局長の冤罪事件で証拠を改ざんし、逮捕されたデタラメ検事、いわば同じ穴のムジナである。この日も、自分が作成した大久保調書の正当性はシャーシャーと主張し続けたが、そんな前田でさえ、驚き呆れるほどの東京地検特捜部の結論ありき捜査だったのだ。
 
 午後になると、前田はフリースを脱いで、ますますヒートアップした。さながら独演会で、

「検察が検察審に提出したもので証拠になっていないものがある。石川(知裕)議員の調書には問題があったんじゃないですか。弁護士からクレームがバンバンあった印象があります」

「ゼネコンや下請けの捜査員を増やしたのに調書がないでしょう? 裏金を渡しているという検察の想定と違う取り調べ内容は証拠化しないんですよ」

などと、恐るべきことを次々と暴露していった。これだと、どんな事件もデッチ上げられ、誰でも犯人にされてしまう。あっちこっちで村木事件がつくられているのだ。
 
 そんな一方的な検察資料をもとに、検察審査会の一般人11人は、小沢不起訴を「不当」と議決し、現在の小沢裁判となっているのだから、恐ろしい。ムチャクチャだ。

 そして、冒頭の「私が裁判官なら無罪と判決を書く」となったのだが、小沢裁判を傍聴し続けているジャーナリストの江川紹子氏が言う。

「最大の問題は、検察が証拠を隠したり調書を作らなかったために、検察審査会に正確な情報が伝わらず、正しい議決に結びつかなかった可能性があることです。もちろん、国民の判断を誤らせてきた新聞やTVメディアの責任も重大です」
 
 前日の公判では証人台に立った田代政弘検事(44)の証言が問題になった。小沢強制起訴の最大の根拠である石川議員を再聴取した際の捜査報告書を、以前の“記憶”とゴチャ混ぜにして捏造していたことが明らかになった。検察と一体になって小沢叩きを展開した読売新聞までが、1面トップで「検事報告に虚偽」「有罪立証にダメージ」と書かざるを得ない非常事態になってきた。もはや勝負ありだ。
 
検察のデッチ上げ体質、証拠隠しはバレバレである。この先いくら小沢裁判を続けたところで、「無罪」は動かなくなった。いくら「推認」好きの裁判長だとしても、小沢をクロにすることは無理だ。それならサッサと裁判を中止すべきだ。こんな茶番裁判に莫大な税金を使い、小沢一郎を幽閉して何の意味があるのか。百害あって一利なしだ。

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