鈴木宗男氏収監でマスコミの伝えなかったこと

  • 2010/12/08(水) 13:31:26

鈴木宗男氏の収監の様子をAPF通信社の「APF Live」が伝えている。山路徹APF通信社代表のインタビューは、報道のあり方が問われている今、いつもジャーナリスト精神を忘れることなく地道に活動している姿勢に、マスコミの退廃ぶりが取りざたされている中で、一縷の光を見る思いである。収監直前の鈴木宗男氏が検察庁前で会見 「私 は生涯政治家」のこの「AFPLIVE」をぜひ見てもらいたいし、また、このときの様子をまとめている「日々坦々」ブログも読んでもらいたい。

テレビや新聞が伝えない政治家鈴木宗男の叫びと無実を罪人に仕立てる司法の現状への痛切なメッセージがこめられている。私達は、権力、とくに検察に使われているマスコミが真実を伝える報道精神を喪失している今、AFP通信社や岩上安見インタビューなど、市民の側に立って報道している市民メディアを支えなければならないと思う。

「日々坦々」の中で、勇気ある鈴木氏の支援者の方が、「汚れきった検察庁を水で洗い清めます」 と言って「検察庁」の文字の入った石看板に水をかけた行為は、国民の誰もがしたいと思っていることだろう。冤罪捏造の検察が国民を守るための正義の場となるよう、鈴木宗男氏や小沢一郎氏、三井環氏を支えながら、市民の小さくはあるがしだいに大きなうねりとなりつつあるこの連帯の波によって一石を投じ、真の政権交代がかなえられたらと願わずにはいられない。



【APF Live】

収監直前の鈴木宗男氏が検察庁前で会見 「私は生涯政治家」

撮影日時:12月6日(月)13時〜
撮影場所:検察合同庁舎正面玄関
リポート:山路 徹(APF通信社代表)
http://www.apfnews.com/whatsnew/2010/12/apf_live.html








 大元のUSTREAM



鈴木宗男氏(新党大地代表)はきょう午後1時ころ、東京高検に出頭した。
今後は、東京拘置所にいったん収容され、その後、収監先の刑務所に移るという。
服役期間は1年5カ月程度になる見通し。
また刑期終了後5年間はすべての選挙に立候補できない。
2010/12/6 15:00



日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する
詳報!マスメディアが絶対流さない鈴木宗男・収監直前会見と勇気あるハプニング!
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-783.html
2010⁄12⁄07(火) 00:00
鈴木宗男氏が収監されるとのことで、見送りに行ってきた。

事件当時、私も報道を鵜呑みにして、「鈴木宗男は悪いやつだ」というレッテルを貼っていた。

その後、佐藤優氏やフリーの記者による、記者クラブメディア以外の情報やムネオ日記を読むにつけ、真実を知ることになる。

当時のお詫びの気持ちもあって、また前の日のデモで「鈴木さんを元気付けに行く」という方にも押されて行くことになった。

高検前に到着すると、支援者はチラホラで、ほとんどがマスコミ関係者と警備関係者だった。

記者クラブメディアの記者たちがマイクを束にして、その周りにひしめき合いながら、鈴木氏の来るのをまっている
支援者の方がプラカードを持ってアピール

車を少し離れたところに停め、鈴木氏が声援の中、手を振りながら歩いてきた。


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●鈴木氏の会見で、マスメディアが絶対に伝えない部分


私は政治家としてやましい事していないし、これからも権力とは闘います。

間違った権力とは断固闘ってまいります。


―マスコミのおびただしいリーク報道はどう思われますか?

これは、やはり権力側が仕掛けたもので、マスコミの皆様方も権力、特に検察に使われている、とそう思っております。


―記者クラブはどう思いますか?

私はいい方向に向かっていると思います。だんだんオープン化されている。

これも私の事件を機に、国策捜査を機にですね、検察も記者会見をするようになった、あるいはフリーの人らも入れるようになったということは、ひとつの実績を問えたというふうに思っております。


―今の政治に対して言いたいことは?

やっぱり国民目線で、国民の思いをしっかり受け止めて、やっていただきたい、とこう思っています。


―○○された?(事件)の経緯について

私は一貫して主張している通り、ワイロは貰っておりません。

事実が明らかにならなかった、あの密室での作られた調書、シナリオ、ストーリーで、一人の人間を抹殺するというのは、公平なやり方ではない。
司法の危機だ。司法ももっと人間的に判断をいただきたいと、こんなふうに考えています。


●会見のビデオ




(デジカメのビデオ機能なので映像も音声もイマイチ。APF通信のをご参照ください)


鈴木氏は、ここで重要なことを述べている。

「マスコミは、権力、特に検察に使われている」ということだ。


しかも、記者クラブメディア記者に囲まれた中で堂々と述べた。

「検察リーク」と「記者クラブ」の質問は、たぶん記者クラブ以外のフリーの方だと思うが、最後に鈴木氏にも無視された記者クラブメディアと思われる記者の質問には、さすがに愕然とした。

「鈴木さん、今朝、何を食べましたか?」

お前ら、アホか!!

こんなアホな記者クラブと検察が一体となって冤罪を製造し続けてきたといえる。

鈴木氏の事件自体も恣意的なものだったが、村木裁判の判決が出る直前に最高裁が抗告を棄却して、鈴木氏の収監が決定した、というなんとも露骨なやり方で、検察・司法が一体となって冤罪をまた一つ増やした、といえる。

弘中惇一郎弁護士
が、このことを次のように語っている。

この事件は、ご存知の通りいろんなことがマスコミにおいて当時言われてたなかで、ほとんど話題になってなかった事件をムリに事件化して逮捕し起訴した事件であります。
したがって特捜が、密室の取り調べの中で、むりやり調書を作って、その調書を積み重ねて、起訴し訴追した事件であります。たとえば、やまりん事件においては、そのときの会長さんていうのは、この捜査当時は亡くなっておられました。それから島田建設のほうでは、非常に無理な捜査の取調べの中で社長が脳梗塞を起こして、法廷の証言に立てなくなって、一言も喋れなくなったと、こういう最重要証人がいずれもこういうかたちで、ものが言えないという中で、密室の中で作った調書のみによってつくられた事件であります。

ご存知の通り明後日、村木判決が大阪で言い渡されます。
そこにおいては、特捜部のこういったあり方、調書を積み重ねて事実と違う話をストーリーを作り上げるということが明確に断罪される、と予定されていた時であります。

そういうときに最高裁が、法廷?(その点)について、何の判断も示さずに、ただ、職務権限についてのいくつかの議論だけをして、事実誤認について全く触れないのみならず、問題提起いたしました議員証言法の違憲性についても全く判断しないで、こういった、村木判決の直前という次期を選んで、上告を棄却して、いってみれば、村木判決を前提にして、さらにこちらのほうでも争う予定をしていたのを、逃げるというかたちで、決定したと考えております。≫(参照:本ブログ2010/9/9エントリー≪鈴木ムネオ議員の上告棄却にみる権力統治機構の露骨な国策プロパガンダ≫)


この国の司法は完全にいかれてる。

マスメディアもしかり。

双方ともに一度ぶっ壊さない限り、日本は、普通の法治国家には成り得ないだろう。

12・5のデモの後、メールをいただいた方と約束してお会いした。
その方は、30年ほど環境問題などを中心に市民運動を支えてこられた大学教授で、いろいろと貴重なお話を伺えた。

その一つに、「何かあれば、裁判所が何とかしてくれると思ったら間違いだ。」というものには驚いた。

検察・司法を批判していても、どこかに何とかしてもらえるのでは、という期待感が無意識のうちにあるのだろう。

「裁判所に持っていっても埒があかず、余計な時間を浪費することになるだけ」とも。

「当事者に直接訴えるほうが早いことが多い」とのことだった。

鈴木氏が言われるように、司法の危機であり、機能していない、ということだ。

裁判官も、無罪を出すと人事で飛ばされるから、結局、検察の言うとおりに判決を出すことになり、世界でも稀な99・9%の有罪率になっている。

この癒着構造を変えるには、最高裁、検察の裏金をもっと追及していく方法を取って、多くの国民がそれを知って行動していくしかない。

第二、第三の鈴木宗男、三井環、小沢一郎を出さないために。


同時に、今まで権力に蹂躙された多くの表に出ていない人々の声なき声を汲み、それらを一緒に携えて権力と闘っていかなければならないだろう。

ムネオ日記が読めなくなるのは寂しいが、マスメディアなどは鈴木氏を過去の人として一切報道はしなくなって、いつしか人々は「そう言えば、いたな」くらいになってしまうだろう。

本ブログでは、収監されている期間、随時、記事の中で取り上げていこうと思う。

********************

12月6日付の『ムネオ日記』には次のように書かれていた。

≪昨夜は鈴木家全員で家内の手作りの夕食。何とも言えぬ格別な味がした。
 孫の元気な姿が神々しく見える。
 いよいよ収監の日、家内は私の大好物をしっかり用意してくれる。
 娘とたわいのない会話をしながら一緒に明治神宮に向かう。厳粛な気持で「真実が明らかにならなかった悔しさ無念さを正直に思いながら、国家の安泰と世界平和」を祈念する。見事な天気のもとで参拝し心洗われる思いである。多くの人から「身体に気をつけて」と、電話・FAXが入る。かけがえのない素晴らしい凄い後援者にめぐまれ感謝の気持で一杯だ。
 
松山千春さんから「ムネオさん胸を張って堂々と行って下さい。足寄が故郷の我々はどこまでも一緒です。居ない間のことは心配しないで任せて下さい」と励ましを受ける。私にとって一番の「お告げ」であり、精神安定剤である。松山千春さんはじめ北海道・全国の後援会、新党大地の皆さんしばらく留守をしますがどうぞ宜しくお願い致します。
 それでは行って参ります。私は元気です。私はへこたれません。私には心ある人が付いています。お目にかかれる日を楽しみにしています。ごきげんよう。≫

冤罪確実なこの事件を、ご本人は本当に悔しいだろう。

最後に、鈴木氏が高検に入っていった後、囲み取材を行っていたところが、急にざわついた。
すかさずビデオをまわす。

勇気ある鈴木氏の支援者の方が、

「汚れきった検察庁を水で洗い清めます」

と言って「検察庁」の文字の入った石看板に水をかけた。



まわりから「やめろ、やめろ、捕まるよ」という声も、職員も「降りてください」との制止にもかかわらず、勇気ある、そして思いのこもった行動に拍手!

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デモの一日

  • 2010/12/08(水) 11:54:39

12月5日デモ中継の準備に午前中から出かける。

 新橋の湘園で昼食を済ませる。安くて ボリュームがあって、とても美味しかった。


ネットのできる喫茶店「ルノアール」で、中継のための準備をして、日比谷公園へ。12月のデモは、クリスマスを意識したスタイルで。


三井環氏の講演会が行われている野外音楽堂へ。講演は始まっていた。講演終了後、デモ行進。





 

今までのように、市民だけでなく、労働団体も参加して、大人数で行われた。右も左も、冤罪を生む今の検察・

三井環さん、保坂直人さんらが先頭に。




「市民が語るデモ」の様子



YouTubeのハイライト版



http://www.youtube.com/view_play_list?p=E648E11BC95FBE80




USTREAM フル版




神子さんと三井環さん。小沢さんと菅さんのパフォーマンス。



デモを終えても、撮影したビデオチェックのため、日比谷公園で再生したりして、寒さが身にしみる。日も暮れて東京駅方面へ向かう。丸の内は、クリスマス用のイルミネーションがきれい。



カレル・ヴァン・ウォルフレンさんの講演に日本橋に向かおうかと思ったが、時間がだいぶ経過していたので、途中食事をして帰ることに。高田馬場「大戸屋」で。


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