環境ビジネスか?   スーパーのレジ袋有料化

  • 2010/01/12(火) 17:49:03




環境のためにという理由で、スーパーのレジ袋が有料化された時には非常に疑問を感じた。昨年の7月にブログに載せようとあれこれ調べてみたけれどもどこにもその時私が感じたような理由を答えてくれるようなものはなかった。調べても環境のため」とか圧倒的に「有料化賛成」というものばかりでにというような説明しかなかった。

使われなくなった廃油などでただ同然にできるスーパーのレジ袋は再利用されたものだということで、その袋にごみを入れて出したからといってそれほど有害物質を出すとも思えない。有料化されたから経費削減でそれだけ売っている物が安くなったとも思えない。

「うれしいのはもちろん業界側で、この政策が実行されたとき、400億円の経費が1500億円の売り上げになります。この売り上げがそのまま利益になるわけです。 そのうえ商品ということになって、リサイクル費用の負担がいらなくなりますので、実際はもっと儲かります。 目先の利益を追求する業界と、単に仕事を増やして「環境によい」ことをしたいだけのお役所(環境省)が結託して、よからぬことを企んでいる図です。」ですと唯一異を唱えるブログがあったぐらいだった。

 ネット上でも、レジ袋有料化は賛成意見が圧倒的で、国民の「環境によい」ことに弱い点をうまくつかれた感じです。それに買った物を入れて帰っても、その袋をすぐ捨てるという人はまずいないはずである。あれこれ利用して最後にはごみ袋として使用される。これほどリサイクルされているものはない。勿論、袋には店名が書かれていて、買ってから家に帰るまでは品物を入れた袋を持って歩き、その店の宣伝も兼ねることになるのだが。まあ、だから入れる袋はサービスでも店にとって損はないと思っていた。

それがいきなり有料化で、袋を持参すれば割り引かれる店は良心的な方だが、無料だったものが1枚3円とか5円とかとられるとこれはもう環境を理由にしたビジネスで、儲けの理由にしているとしか思えない。店の宣伝までして有料なんてと思ってしまう。そういう店では買わないようにしている。レジ袋を有料にして、店で売る有料ごみ袋で儲けようとしているということだ。私も袋を持参することもあるがそのたびになぜか納得できないひっかかりがあった。

アメリカなどの大型スーパーは、カートのまま車まで運び、無料のレジ袋などないから、それと同じようにしようとしたのかもしれない。しかし、アメリカと日本では交通事情もかなり違う。どこへでも車ででかけられるのと、電車やバスも利用しなければ都心で買物ができないのとは、店の利用され方も違う。駅をおりてから、スーツ姿でも仕事の帰りに気軽に買物ができる日本には日本にあったサービスの仕方があるはずだ。いつも袋をそのために持ち歩いているとばかりはいえない。老若男女誰もがいつでもどこでも気軽に買って帰れる。有料化以来、多く買えば買うほど袋代がかかる店では買わないことにしている。

グローバル化というけれども、日本には日本の誇るべきサービスがあることも忘れてはならないことだ。どこでもいつでも気軽に買物ができて、入れるものの心配がないのは、どこへ行っても自動販売機があるのと同様、意識せずにある意味で消費を促しているので、店側の経費削減とごみ袋を売ろうという思惑にも乗っているのだと思う。

簡易包装とか無駄を省こうとする意図もわかるが、環境のためなら社会貢献しようという気持ちを逆手にとってその上に乗って儲けようとする者もいることを知っておくべきである。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する