鳩山総務大臣辞任
- 2009/06/14(日) 10:11:12

日本郵政社長続投問題で、鳩山総務大臣が辞任した。
税金を投入したかんぽを従業員の給与保障はあるものの、今後の赤字経営を前提に安売りしてしまったり、障害者用のダイレクトメール割引を悪用したりという数々の疑惑や不正は、鳩山大臣だったから、明らかになったといえる。
麻生総理が鳩山大臣より西川社長を選んだということは、鳩山大臣がかんぽの不払いを含め、さまざまな闇に葬り去ろうとした問題を追求しようとしたことが自民党派閥の長の逆鱗にふれたからと憶測されてもしかたがないだろう。
鳩山大臣更迭で業界とか銀行とかのかなりの癒着の上に自民党議員があぐらをかいていたのではないかと誰もが思わずにはいられない。
国民のほうを向いていたから辞任させられた。 鳩山さんがかんぽの不払いを調べ始めたから、お金の流れを調べられたら困ると思って辞任させたようにも思える。
不正をしたことの責任は問われず、それを追求したほうが辞めさせられるのが麻生内閣であるとはっきりわかった。
それなら鳩山大臣は、国民に問えばいい。
民営化してみてはじめてわかった問題点もあるはずである。隠された事実を知ったから何とかせねばという思いでマスコミに訴えずにはいられなかったのではないか。
自分の利益だけで動く人ではないという鳩山さんの人柄・信念は誰が見てもわかる。
民営化したのなら、まちがっていることははっきり正してから進めるべきであり、竹中さんを中心とした者だけで固め、ある特定の者だけの利益をはかり、守り通すのが、「国民のための民営化」と言った小泉さんの真意ではないはずである。

もし、国民の税金を特定の企業に流し、コンサルタント料として何億ものお金を流しているという事実が発覚したら。国民のための民営化といいながら、特定の政治家・銀行・経済界だけがうるおう仕組みが築かれつつあったら。
これが、民営化の正体だと知られたくなければ、追求しようとする鳩山さんを辞めさせるだろう。
民営化されたとはいえ、100%政府が株主の会社で、不正があれば、続投させないのが筋である。
国民の税金が投入されているから民間の会社より厳しくすべきであろう。
民間会社であれば、責任をとって辞任させるはずだ。続投させればさらにその間違った道はすすまざるをえない。
民営化といいながら、それが実は、国民の利益よりも税金の横流しのようにされてたと気づいて調べ、不正が発覚した。それに、どう対処するか、自民党に自浄能力があるかどうか試された問題ともいえる。
年金問題、郵政問題。このまま自民党にまかせておいたらどうなるのかとこの辞任問題を通して思った。 国民にとっては利権ぐるみの政党なんていらない。
また、不正を正すべき立場にある国家公安委員長が総務大臣を兼任するというのはどうだろう。
国家権力を行使して不正にふたをするのでなければいいと思うのだが。
鳩山さんが、ストップをかけていたかんぽの宿や郵政問題は、公安委員長が総務大臣になったらどうなるか。
国家権力が利権を通す側にたったら恐ろしいことだ。マスコミと警察権力が不正を正す側にたたず、利権を守る側に立ったら。
正しいことが正しいで通らなくなる。
総務大臣が国家公安委員長を兼ねることにはさほど疑問は持たぬが、国家公安委員長が総務大臣を兼任するというのは、国家権力が不正を正そうとする正義を、権力を持って制圧するというイメージをあたえかねない。
公安・警察は、常に独立した立場で、不正を正して欲しいし、司法・行政・立法は、それぞれが憲法の精神をのっとって癒着せず、民主主義を守れるよう機能すべきであるとか思わずにはいられない。
そして何よりマスメディアがどのような報道をするのか。

今日のサンデープロジェクトでは、この問題についていっさいふれなかった。マスコミがメディアとしての責任を果たそうとしない。
サンプロは、政治問題を取りあげる番組として知られているのに、スポンサーからの圧力でもかかったのだろうか?
ある番組によると、辞任の前日、自民党の菅・安倍両氏が麻生さんを尋ね、懇談会などで、麻生さんのことを悪く言っているとか、読売のトップとつながっているとか言って、鳩山おろしを画策したらしい。
辞任当日まで自分を支持してくれると信じ麻生さんを尋ねた時、辞表を書いてくるように言われてそれが事実上の罷免であることを知り、辞表提出を決意したようだ。
麻生さんのために友情のかぎりをつくした鳩山さんへの気持ちも、そんなことで変わるような麻生さんは、結局それだけの器量しか持ち合わせていないということになる。
国民に向かずして、国民の上に立つことはできない。
真面目に働いて払った年金の不払い問題といい、郵政問題といい、国民を大事にして、平和で民主的な日本であるためには、私たち国民が事実を見極め、自分の意見を言い、流されないようにしなければならない。
特定の政党には所属したことのない主婦だが、税金や年金の行方がどっかの者の利益にだけならなければいいと思う。正直者が馬鹿をみない日本であって欲しいと思う。
企業のモラル、政治家のモラルなどが失われた日本にならなければと思う。
鳩山更迭の自民党とそれに追随するだけの公明党に政権をまかせておいていいのだろうかと、この問題が起きて思った。それほどこのことは国民に問題を投げかけているのではないだろうか。
自民党は利権にむらがる財界・企業・特定のある宗教団体の言いなりになって、国民の代表であることを忘れているのではないかと思えてならない。
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