アメリカ・カナダを旅して思うこと  4、 観光立国となるために

  • 2011/08/21(日) 21:07:42

4、 観光立国となるために

 アメリカを旅行することは、日本の何年後かを先取りしてみる事のできる楽しみがある、と、同行した服部さんは行きの飛行機の中で言っていたが、実際に行ってみると、アメリカの生活がずば抜けて進んでいるというよりも、日本の技術や生活様式のほうが進んでいるという印象を受けた。

今までめざましく、常に時代の先端を行っていたであろうアメリカが、この何年かは停滞し続けているという印象だった。ニューヨークもそれほど時代の先端を行っているようにも思えなかった。

アメリカでは、どこへ行っても、ウオッシュレットなど見かけることはなかったし、交通システムや駅の改札など、日本の方がよっぽど進んでいた。

 ビバリーヒルズの高級住宅街に行ってみたりもしたりして富裕層の住むところなども通ったが、サムプライズローンの破綻をはじめとし、経済が不安定な今のアメリカでは、貧富の差が日本よりも激しく、ホームレスなども随分見受けられた。アメリカでもカナダでもカートに生活用品一式を入れて、移動して歩いたりしている。ただし、日本と違うところは、実にあっけらかんと駅のホームなどにも入り込んで、堂々と「金くれ!」というところだ。

 今までの日本はそれほど貧富の差がなく、アメリカに比べれば大きな政府だけあって、医療制度も社会保障も、進んでいるように思われた。移民などにより、多種多様な人種がひしめきあっているアメリカでは、経済も暮らしも不安定のようだ。

経済破綻により、それまで乗っていた車を手放し、バスや電車を利用する人口が増えても、車に依存していた交通システムは、日本に比べても遅れが目立っていた。かと言って、自転車やバイク・電動自転車などを利用する人達もあまりいなかった。自転車は専用レーンで、スポーツとして存在するようだった。

 スーパーなどは、日本とそれほど変わらないが、お惣菜からデザートまで何種類も並べられているところから、好きなだけ自由に器にとり、それをレジに持っていくと、重さで代金を払うというシステムがあった。

また、かなり高価な肉やあわびや海老などを、客の目の前で調理し、出来上がった料理を家庭で温めるだけというコーナーもあった。仕事をしている主婦にとっては、高いかもしれないが料理をしてくれたものをそのまま持ち帰れるという便利さがあった。これからのスーパーはそのようになるのかもしれない。

 一ヶ月滞在というアメリカ・カナダ旅行もあっというまに終わり、帰ってくると留守の間にできずにいたことや、お中元などやらねばならぬこともあり、また、旅で撮った写真の整理やYOUチューブをブログにアップすることに追われ、ほとんどブログも更新できぬままだった。

旅行では、日本で使っていた携帯が使えず、ブログにアップすることもできなかったから、帰国してからが大変だった。大量の写真やビデオなどの整理に、記憶をたどりながら机に向かう日が続いた。

 一ヶ月ほっぽり放しにしていた和順庭は、帰国して行ってみると道に草が生い茂り、入れないほどだった。



しかも、帰国後は涼しかったものの、このところの猛暑に草取りは困難を窮めた。


昨日(8/20)も日暮れまで草取りをして花火を眺めて帰って、鏡を見ると、あっちこっち蚊?に刺され、お岩さんのようにまぶたが腫れ上がってしまった。





 写真の整理とブログ書き、和順庭の草取りの間を縫うようにして、御巣鷹山の慰霊登山・慰霊祭取材、横須賀の佐藤栄佐久前福島県知事と上杉隆さんのシンポジウム取材、自由報道協会の市民メディアの取材などをこなしている。

情報を待っているだけでなく、取りに行くことは難しいが、できるだけのことはしてみたいと思っている。情報が得られれば得られるほど、テレビは見たくなくなる。記者クラブからの情報を待っているだけの記者が流す情報だけでは、国民を守れない。そんな記者なら経験も何もいらない。誰がなっても何ら変わらない。

 また、旅行に行きたいと思うほど、今度の旅行では得るところがあった。懐が豊かだったら、すぐにでもまた行きたい所だが、今度はいつ行けるだろうか?若ければまだまだ先があるが、体の自由が利いて、長旅に耐えられるのはいつまでだろうか?日本に帰ってほっとしたら、世界中を見てみたいという贅沢な思いが湧き上がってきたのが不思議だった。

日本が観光都市として誇れるようになるためには?

2で書いた「観光都市バンクーバー」http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1376.htmlを、ぜひ参考にしてもらいたい。そして、私の一ヶ月のこの旅行で外国人旅行者の立場から、どのようにすれば日本の国で旅行者ができるだけ不安なくすごせるかを、思いつくまま、まとめてみた。

・できるだけ案内(掲示やパンフレット、地図など)は、いろんな言語(英語、中国語、韓国語など)で用意する。

・駅や空港などには、改札やゲート出入口付近に案内所や職員をおき、切符購入など日本語だけの場合は職員に聞けるようにする。券売機などもできるだけ多言語とする。
 (飛行機・電車・バスなどの切符の購入が大変だった。)

・レストランのメニューは、文字だけでなく写真や絵などで、どんな料理が出てくるのかがわかるようにする。(日本語だけでなく英語などもいれておく)

・ホテルを出て、駅に着いたら、切符を乗り継ぎのたびに買わなくてもすむように、バス・電車(モノレール、私鉄・JRを含む)などどれにも乗れる一日乗車券を用意する。
 できればそれをホテルなどで買えるようにする。観光案内図や一日乗車券などホテルや空港の案内所に用意して、何でも聞ければ安心。

・お金を利用するのが困難なので、日本のお札やコインなどについての説明がかかれたものがあれば、さらに便利。

・持っている携帯など日本で必ずしも利用できるとは限らないので、困ったときの対処法(電話や交番や警察への通報など)について、教えられるようにしておくこと。

・日本への入国審査が許可された人に、困ったときにはどうすればいいかについて書かれた文書などを渡す。

・いつでも困ったときに聞ける案内所の電話番号や場所の地図を、配布する地図や観光案内図、一日乗車券などに書いておく。


すでにメトロでは、このような取り組みが始まっていたので、参考に挙げてみた。

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東京メトロのご案内がよりスマートに! 平成23年8月18日

「iPad」を活用したご案内サービスの拡大
≪サービスマネージャー配置駅の全てで本格導入! 8月22日(月)から≫


平成23年8月18日

東京メトロ(本社:東京都台東区 社長:奥 義光)では、平成22年12月1日(水)から銀座駅と表参道駅の2駅で「サービスマネージャー」によるお客様へのご案内サービスに「iPad」を試験的に導入してきましたが、好評のため、平成23年8月22日(月)から、他のサービスマネージャー配置駅12 駅(上野駅、日本橋駅、新橋駅、九段下駅、日比谷駅、有楽町駅、六本木駅、新宿駅、池袋駅、大手町駅、東京駅、飯田橋駅)に「iPad」を活用したご案内サービスを拡大いたします。

これまで「iPad」を試験導入した2駅では、1日のご案内のうち、約半数で「iPad」を活用したご案内を行っています。主なご案内は、「画面拡大機能を活用した路線図や周辺地図、駅構内図でのご案内」や「東京メトロ各路線の直近の運行状況のご案内」などとなっています。

お客様からは、「文字が大きく見えて路線図などが分かりやすい」「目的地に向かう列車の運行状況が分かるのでとても助かる」などと好評を得ています。さらに、「iPad」を取り扱うサービスマネージャーからも実感として「お客様からとても喜んでいただき、ご案内の幅が広がった。」との意見が多く、「iPad」導入の成果を確認できました。

これらの結果から、「iPad」を活用したお客様へのご案内を全てのサービスマネージャー配置駅で本格導入し、よりスマートに、より充実したご案内を行ってまいります.


「サービスマネージャー」とは

高齢のお客様や地下鉄に不慣れなお客様に安心してご利用いただけるよう、平成16年4月から開始した東京メトロのご案内サービスです。
日中の時間帯(10:00〜17:00)に、お客様のご利用の特に多い14駅で、改札口、きっぷうりばの近辺を中心に、駅構内を移動しながらお客様のご案内に努めています。


「iPadを活用したサービス事例」

・路線図による行き先のご案内
・地図の拡大・縮小による駅周辺のご案内
・東京メトロ各路線の直近の運行状況のご案内
・東京メトロアプリ、メトロタッチなどのアプリを活用し
たご案内
・外国語通訳サービス(英語・中国語・韓国語)
「iPad」を使用したご案内

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