真紀子議員追放と宗男議員失脚の組織犯罪

  • 2011/01/14(金) 10:37:31

 東京新聞「本音のコラム」に佐藤 優さんのとても興味深い話が載っていた。北方領土問題解決に宗男さんの政治力を得るため外務省幹部の命令を受け佐藤さんが外務省にひきずりこみ、機密費や外務省の腐敗などの不祥事を告発しようとしていた田中真紀子外相を鈴木氏の力を借り追放させ、さらに知りすぎた宗男議員を外務省が失脚させたというのだ。外務省の組織としての恐ろしさと宗男議員を外務省に引き寄せたことの後悔の念が綴られていた。

なぜ、無実の罪で宗男議員が収監されたのかが、はじめてわかった。外務省の腐敗を追及しようとした真紀子議員もまた活躍の場から退けられた。今執拗に続けられる小沢氏への攻撃もまたこのような陰でうごめく思惑によってなのだろうか?正直な佐藤 優氏のこの告白が多くの者を救うことになるのだろうと思った。佐藤氏に続く本音の告白を待ちたいと願わずにはいられない。

冤罪に苦しむ人々を救えるのも、また勇気ある告白をする人によるのだと。

東京新聞
本音のコラム
    (書き写し)

後悔   佐藤 優
 


 喜連川社会復帰促進センターで服役している鈴木宗男前衆議院議員から一月五日付の手紙が届いた。便箋に検閲印が押してあった。
(略)
 筆者は鈴木氏に「申し訳ない」と心の底から思っている。北方領土問題を解決するために外務省は鈴木氏の政治力を必要とした。筆者は当時の外務省幹部の命令に従って、鈴木氏を外務省に引きずり込む工作に従事した。鈴木氏は北方領土交渉、アフリカ外交、予算・定員の確保などで外務省の応援団長になった。

 2002年、田中真紀子氏が外相になり、機密費問題に手をつけようとした。外務省の腐敗、幹部のスキャンダルが一挙に表に出そうになった。その不祥事隠しを外務官僚は鈴木氏に依頼した。その過程で鈴木氏は外務官僚の秘密、スキャンダルを知りすぎてしまった。鈴木氏の力を借り、外務官僚は田中外相追放に成功した。そして、「知りすぎた宗男」を始末する必要に外務省は迫られた。

当時、筆者は外務省がこんなに恐ろしい組織だとは思わなかった。鈴木氏を外務省に引き寄せるのではなかったと後悔している。(作家・元外務省主任分析官)

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  • 2013/12/16(月) 02:13:58

秘密のコメント

ブログ管理人への秘密コメントです

  • 投稿者: -
  • 2011/01/17(月) 13:44:02
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はじめまして

先日お気に入りに入れました。阿修羅等でよく拝見して共感することが多く貴重な意見感謝します。愛知県で中日新聞を長年とっていましたが先月ネット中心に移行してからやめました。今後もよろしく。

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