驚くべき放射能汚染の実態

  • 2011/06/27(月) 09:56:50

 このところ、ツイッターで、
「ベントをした時、SPEEDIの情報は政治家たちには伝わっていた。また、3月15日の日に、NHKでは社員に外出禁止令を出していた。とんでもない話だ。平民は殺してしまえ、そんな感覚で国は動いているのか。これでは危機管理するなんていう発想が生まれるはずもない。既得権益層だけが得をする。」とか「爆発の日、東電社員は家族を西日本へ避難させていた」という情報が飛び交う。

 政治家が情報を知っていて、国民に知らせず家族を避難させていたのではというようなことも言われ、ブログにも書いた。
http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1306.html
http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1317.html
被災地の人達は何の情報も得られず、追い詰められていることも。
http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1320.html

私が選挙で、国からの情報を待っているだけでは命は守られないから、区で独自に水や食べ物、空気の放射能測定をして家庭に知らせることの必要性を説いた。あれから、すでに月日が過ぎ、やっと区や市独自で調査をし始めた。

 しかし、放射能の飛散は続き、この現代ビジネスの記事を読むと、すでに全国に飛散しているという。北海道とか佐賀とかまで放射能が飛んでいる。

国も自治体も国民の命を守れないなら、市民がネットなどで情報を得て、自分の身を守らなければ生きられない。今の日本国民は国に見捨てられた存在だ。

ツイッターで、「ガイガーカウンターが無いと、怖くて買い物できなくなりそうだ」として、埼玉県のホームセンターで売られている園芸用の腐葉土を直接測定してみると高い放射線の値が出たという。汚泥がこのように処理されているのだ。
http://savechild.net/archives/3737.html

汚染された汚泥は肥料として売るという。これで育てられた野菜はどうなるのか?また、被災地の売れない魚を缶詰にして発展途上国へ輸出するという。放射能測定はするだろうが、加工され、骨に吸着された放射能が混在する可能性もある。

真実を伝えないマスコミや政府に代わって、ネットで命を守るための情報を交換していくことしか私達にできることはない。 

この記事の最後にこのように書かれている。
「国民の健康に対する政府の意識は、その程度だ。いまこの瞬間も、原発からは放射性物質が漏れ、海洋汚染も続いている。そんな世界で我が身と子孫を守るために、私たちはみずから情報を集め、みずから判断を下さなければならない。」

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現代ビジネス
本誌が独自調査
日本全国隠された「放射能汚染」地域全国民必携これが本当の数値だ
 

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9839

●千葉県柏市・流山市は避難したほうがいい●誰も言わない青森・北海道の危険●足立区・葛飾区・江戸川区・江東区・松戸市●意外と高い文京区と豊洲●軽井沢●大阪・名古屋の現実●猛毒ストロンチウムの健康被害ほか

九州・佐賀でもセシウム検出
 福島第一原発から離れること1100m-。

 佐賀県唐津市は名勝・虹の松原や唐津焼などで知られる、県下第2の都市だ。九州の北西突端に位置し、玄界灘に面する。

 農漁業も盛んなこの景勝地に衝撃が走ったのは、6月13日のことだった。「市内で採取した松葉から放射性物質を検出」—そう発表されたからだ。

 検出されたのは放射性セシウム134が1kgあたり0・2ベクレル、137が同0・25ベクレル。同市に住む主婦(42歳)が語る。

「唐津は近くに玄海原発があるから、そっちから出たんじゃないの、って反射的に思いました。それはそれで嫌だけど、福島からここまで飛んで来たって考えるほうが不気味で・・・。信じたくなかった」

 信じたくなくても、これが現実だ。福島第一原発が噴き出した放射性物質は風に乗り、この3ヵ月のうちに、遠く唐津にまでたどり着いていたのだ。

「セシウム137は半減期が30年あり、核実験などの影響で、実はこれまでも検出されていました。しかし半減期約2年の134はこのところずっと検出されていなかった。しかも134は炉心で作られる放射性物質で、玄海原発で事故は起きていないから、どう考えても原因は福島第一原発ということになります」(佐賀県くらし環境本部)

 九州までセシウム134が飛んできた。この現実を受け入れるなら、自動的に次のストーリーも認めざるをえない。

 福島第一原発を出発した放射性物質は、日本列島を、具体的には関東、中部、関西、中国地方を縦断しながら、はるばる九州までやってきた、と。

 近畿大学大学院総合理工学研究科の山崎秀夫教授(環境解析学)も、中間地点となる大阪で、それを証明する測定結果を得ている。

「3月14日から、近畿大学(東大阪市)の屋上で大気中の放射性物質を測り始めました。当初は全然出なかったが、3月25日にヨウ素131が検出され、26日、27日と濃度が高くなっていった。そして31日からセシウムが出てきた。4月4日から、ヨウ素、セシウムとも数値がどんどん上がっていきました」

 山崎教授の調査については後ほどまた触れるが、風に乗った放射性物質がタイムラグを置きながら日本全国に散らばり、降り積もっているのは、もはや疑いようのない事実である。

 ではその事実を前に、この3ヵ月間、日本政府は何をしてきたか。

 懸命に汚染の実態を矮小化し、隠蔽しようと努めてきたのである。

 独自に放射能汚染の調査を進める環境NGO、グリーンピース・ジャパンの佐藤潤一事務局長が語る。

「福島県飯舘村の線量が高い、とグリーンピースが最初に指摘してから、同村が計画的避難区域に指定されるまで3週間かかった。また私たちが海洋の調査に踏み切ると、官邸で『グリーンピースの調査結果にどう反論するか』と会議がなされたと聞き、呆れました」

 その間、枝野官房長官は「ただちに健康に影響はない」と壊れたレコードのように繰り返した。民間の研究者に「測った放射線量を発表するな」と官邸が圧力をかけ、「海に流れた放射性物質は拡散するから大丈夫」と安全デマも流した。

安全基準3・8の大ウソ
 しかし、今は戦争中と違い、大本営発表に騙され続けるほど国民はバカではない。週刊誌、インターネットで事実が次々と明らかになる。もはやゴマカしきれないと判断した政府は、暴挙に出た。

 一般人の年間被曝限度量を、1ミリシーベルトから一気に20ミリシーベルトに引き上げたのである。


 常識で考えて、安全基準が20倍も変わることなどありえない。

「年間20ミリシーベルト、それを基に算出した3・8マイクロシーベルト/時という数値は、ICRP(国際放射線防護委員会)が緊急事故後の復旧時を想定して決めた値です。それが一般生活者の基準になるわけがない。一般人の安全基準はあくまで年間1ミリシーベルト、0・19マイクロシーベルト/時です」(元放射線医学総合研究所主任研究官・崎山比早子氏)

 ようやく線量調査を始めた各自治体も、政府に右へならえで「3・8マイクロシーベルトを下回ったので安全です」と言う。しかし、その数値自体が「まやかしの安全基準」であることを忘れてはならない。

 政府も自治体もアテにならないのであれば、自分の身は自分で守るしかない。今回、本誌は首都圏で放射線量を独自に調査した。その結果は、予想以上の汚染を証明するものだった。

 どうか目を背けず、以下に掲示する数値を見てほしい。あなたが行動を決める、一つの判断材料になるはずだ。日本における通常時の線量は0・1以下であり、崎山氏が言うように、0・19が安全かどうかの重要な判断基準になる、という原則を心に留めてお読みいただきたい。


 本誌を発行する講談社(東京・文京区)を一歩出ると、サーベイメーター(線量計)は0・22マイクロシーベルト/時(以下、単位はすべて同じ)の値を示した。池袋駅から山手線に乗り、移動しながら各駅の線量を調べる。

 駅名 区名  線量
池袋 豊島区 0・14
新宿 新宿区 0・15
渋谷 渋谷区 0・16
品川 港区  0・15
東京 千代田区0・15

 ここから記者は銀座方面へ向かった。銀座一丁目交差点(中央区)が0・20。さらに、築地市場の移転が計画されている豊洲(江東区)に足を延ばす。

 豊洲駅前が0・24、市場移転予定地(更地)が0・25。ここまでの調査で、文京区と豊洲が0・19を超え、思いのほか高いことがわかった。

 東京大学、お茶の水女子大を抱える文教地区で、高級住宅街でもある文京区が高いとなると、住民に与えるショックは大きい。区の職員が匿名で明かす。

「東京は坂が多いことで知られますが、不忍通り、目白通り、本郷通りに囲まれた文京区は大部分が『谷底』です。その地形が影響しているのでしょう」

 その推測は恐らく当たっている。放射性物質は空気より重く、低いところに集まる。急な坂にぶつかるとその手前で溜まる。ちょっとした地形で線量が変わることの見本が、都内では文京区なのだ。


 豊洲については、4月に来日したジョージア大学のチャム・ダラス教授が高線量を指摘して話題になった。ダラス氏はチェルノブイリ事故の米共同調査チームの代表を務めた人物だ。

「確かに豊洲は福島県の郡山市より高い。以前あった火力発電所や重工業にも原因があるのではないか。いずれにせよ子供は注意すべきだ」(ダラス教授)

 放射線量は複合的な環境要因で決まるので、ダラス氏の指摘にも一理あるだろう。しかし、本誌の今回の調査では、江東区は豊洲だけでなく全体に線量が高いことが判明した。

 さらに言えば、江東区から江戸川区、葛飾区、足立区までを含む東京23区東部にはっきりとした「汚染ベルト」が存在することがわかったのだ。以下にその数値を挙げていく。

・江東区 砂町水再生センター正門前 0・28
・江戸川区 葛西水再生センター北門前 0・30
・葛飾区 金町浄水場正門前 0・38

 浄水場、水再処理場付近を選んだのは、そこが住民生活に直結する場所だからだ。北上するにつれて数値が如実に上がっていく。記者の持つ線量計は放射性物質を検知するたびに「ピッピッ」と音がするのだが、その頻度が明らかに増えていく。

 その音を聞くたびに下半身がすくむ思いがし、背筋に緊張が走る。手に持つロシア製の線量計が忌まわしいものに思えてくる。

 共産党都議からも「線量が高い」と指摘された葛飾区の水元公園に足を踏み入れた。平日の昼下がりとはいえ、たくさんの親子連れとカップルがいる。線量計の表示は、0・53—。

 園内の歩道脇に側溝がある。線量計をかざすと、不穏な音を立てながら数値は上昇を続ける。

 0・59、0・69、0・75・・・。今回の調査では各場所で10回前後計測してその平均値を取っているが、この側溝の平均計測値は0・63だった。

 公園の中心部にある中央広場。青々とした芝生に線量計をかざす。0・61。4~5歳くらいの子供を連れた母親が、記者に興味を持って近づいてくる。

「ここ、数値高いですよ」

 線量計を見せると、

「え? ありえない・・・」

 と小さく叫び、逃げるように去っていった。

線量計が鳴りやまない!
 Tシャツに半ズボン、サンダル姿の少年たちが、園内を流れる小川でザリガニ釣りを楽しんでいる。小川脇の湿った地面を計測すると、0・86。安全基準の4・5倍だ。

 やり切れないのは、公園があくまで美しく、人々が安らぎを求めて集まっていることだ。愛すべきこの公園は、残念ながら汚染されている。その事実を、葛飾区は発表しようとしない。

 足立区役所の入り口前で0・44、同区ベルモント公園でも0・32を計測。なぜ東京東部に汚染ベルトが形成されたのか、その理由を中部大学の武田邦彦教授が解説する。

「福島第一原発の水素爆発で大量に放出された放射性物質は、SPEEDIで証明されたように、当初南東の風に乗って北西に向かった。それが山にぶつかり、今度は北からの風に乗って関東方面に南下したものと思われます」


 確かに地図を見ると、福島から栃木、茨城を抜けて東京、千葉に至る、山に挟まれた「風の道」が存在している。

 お気づきだろう。東京東部がこれだけ線量が高いのだから、そこに隣接する千葉西部も、同じく汚染されている可能性が高いということだ。

 果たして調査を進めてみると、東京東部と同じどころか、より深刻な汚染の実態が浮かび上がった。

 葛飾区に隣接する松戸市の公園、21世紀の森と広場の中央口が、0・43。森のホール21玄関前のアスファルトが0・55。そしてこの公園でも、枯れ葉と汚泥が溜まっている側溝に線量計をかざすと、みるみる数値が上がっていく。0・83。水元公園の小川脇と同じ水準だ。

 続いて向かったのは松戸市の北、流山市。移動中も常に線量は0・3を超えている。流山市総合運動公園に入ると、駐車場入り口で0・58を計測した。

しばらく歩くとトイレがあった。脇の草地を調べてみる。0・64。さらにトイレの近くにある手洗い所の下の地面に線量計をかざした時、異常は起きた。それまでピッピッと鳴っていた音が、ピーーーと鳴り続けるようになったのだ。

 線量計のモニターに映るデジタル表示が目まぐるしく変化する。

 1・41、1・74、1・86、1・98、2・02。1どころか、簡単に2を超えた。時刻はもう夕方を過ぎ、周りに人気はない。暮れ始めた公園に、危険を知らせる線量計の電子音だけが鳴り響く。画面には「DANGEROUS(危険)」の赤い文字が不気味に光っている。

 結局、最高値は2・12までいった。平均は1・88。空気中ではなく手洗い所下の地面とはいえ、とても人間がそこに居続けてよいレベルではないことを、線量計の異常な反応が教えている。

北海道の原乳も危ない
 日はすっかり暮れ、あたりは闇に包まれた。車で流山の東隣、柏市に入る。線量計は平均して0・4程度を表示し、時には0・5を超えることもある。

 着いたのは柏の葉公園。北門から園内に入る。

 松戸、流山と高い線量を体験してきたが、明らかに柏市がいちばん高いと感じる。最高値ではなく、平均値が高いのだ。

 園内歩道が0・65。総合競技場脇の芝生が0・69。トイレ脇の地面が0・75。線量計は常に高い値を示し、せわしなくピッピッと鳴いている。

 そして、競技場脇の側溝にかざした時、またピーーーッと心臓に悪い電子音が鳴り響いた。

 0・94、1・02、1・21、1・25・・・。平均は1・15。さらにもう一ヵ所測定すると、平均1・08だった。

 最高値こそ流山のほうが上だが、全体としては柏市のほうが高値だ。市内のどこでも0・5前後を示し、常に基準値の数倍以上。さらに、前出の武田教授は「0・19でも高い」と主張し、柏・流山両市民に避難の必要性を説く。

「政府の無策により内部被曝の危険性が高まっているから、外部被曝は0・11マイクロシーベルト/時が限度だと私は考えています。0・6を超えたらかなり危険だと考えたほうがいい。1マイクロシーベルト/時なんて、職業的な被曝に匹敵する大変な数値。すぐに住民を避難させるなど、行政が対策を講じるべきです」

 その行政(千葉県)は、「東葛地域の線量が高い」との指摘を受け、遅ればせながら5月31日と6月1日の両日、調査を行った。その時も柏市で0・54、流山市で0・34と他より高い数値が計測されている。

 それなのに県は十把一絡げに「今回の測定結果は、県内全域で文部科学省の目安(3・8)を下回りました」と言うだけ。柏・流山両市民の健康を真剣に考えているとは、とても思えない。

 本誌の調査では他に、パンダ人気で賑わう上野動物園のゲート前も、0・28とかなり高い値を示した。また皇居と国会議事堂の前も0・20、0・19と高かったことを記しておく。

 首都圏以外にも、注意すべき地域はある。

 たとえば被災地より北、北海道・青森については放射能汚染が話題になることすらない。

 しかし6月7日、北海道原子力環境センターより、「採取した降下物からヨウ素131、セシウム134および137が検出され、海産物のわかめからヨウ素131が検出された」とひっそり発表されている。

 線量は微量とはいえ、見過ごしてはならない事実である。さらに、北海道大学の農場で採取されたホルスタインの原乳からも出た。


「4月18日にセシウム137が、5月9日にはセシウム134とヨウ素131が出ました。道内のお母さん方からの問い合わせも多いですし、北海道の牛乳を飲んでいる本州の方からも心配の声が届くので、これからも調査は続けていくつもりです」(北大大学院獣医学研究科放射線学教室・稲波修教授)

 意外なところでは、避暑地・軽井沢の名が挙がる
。前出の近畿大・山崎教授は、福島第一原発から半径約250m離れた地点の土壌中セシウム137濃度を、同心円に沿って調べた。軽井沢は9790ベクレル/平方メートルで、茨城や埼玉より高かった。

「私が群馬や長野を調査地点に選んだのは、放射性物質がどれほどの高度を飛んでいるか、関東平野から山を越えているかどうかを調べたかったからです。軽井沢は山に囲まれているからそれほど検出されないだろうと思っていましたが、予想以上の数値が出た。放射性物質は相当高いところを飛ぶこともある、とわかりました」(山崎教授)

 群馬の高崎と長野の軽井沢の間には二度上峠(標高約1400m)や碓氷峠(標高約1000m)があるにもかかわらず、数値は前者が9660ベクレル/平方メートル、後者が同9790。原発から遠く離れ、山岳を間に挟んでいるからといって、自分の住んでいるところに放射性物質は飛んでこないと安心するのは早計だ。

 また、大阪や名古屋などの大都市も汚染と無縁ではない。山崎教授が続ける。

「近大の屋上の調査で、4月4日からヨウ素とセシウムがどんどん高くなるんですが、4月8日に雨が降ってウォッシュアウトが起きている。大気中のプルーム(放射性物質の塊)が雨で洗い流される現象です。ただし、雨で放射性物質がなくなるわけではなく、下に落ちて地面が汚染されることになります」

魚を食べて内部被曝
 大阪も名古屋も、これまで自治体は0・04前後と線量を発表していた。ただしそれは、悪名高い「地上20m(以上)モニタリング」の測定値。6月13日に初めて公開した地上1mの測定値は、それぞれ0・078、0・066と跳ね上がった。ウォッシュアウト効果を考えると、大阪、名古屋の地表にも思わぬホットスポットが隠れている可能性を忘れてはならない。

 京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、これからの日本人は、生きていく上で次のような「覚悟」が必要だと話す。

「福島第一原発から放出された放射性物質は、県境を越えて日本中に広がっています。いや、国境さえも軽々と乗り越えて、世界中に広がっています。もはや地球上に、この汚染から逃れられる場所はないのです。放射能は目に見えないし感じることもできません。だからこそ行政はしっかりと線量を計測し、知らせなければならない。そして我々はどこにいようが、その数値に注意を払わなくてはならないんです。3・11を境に、私たちの世界はそんな場所に変わってしまった。そして私たちは、そこで生きていくしかないのです」

 今回、本誌が測定したのは空気中の線量だけだ。実際には水に、土壌に、放射性物質はジワジワと入り込んでいる。そして、いずれ起きる恐怖の現象が、内部被曝だ。


 6月8日、文科省は福島第一原発から62m離れた福島市など11ヵ所の土壌から、微量のストロンチウムを検出したと発表した。そして東電も6月12日、原発敷地内の地下水にストロンチウムが漏れていると打ち明けた。

「半減期約29年のストロンチウムが体内に入ると非常に危険です。カルシウムに似た性質で、歯や骨に蓄積される。海中に放出されたストロンチウムが生物濃縮され、いま陸に飛んでいる量とは違う単位で人間の体内に入ることになれば、重大な健康被害を及ぼす可能性があるでしょう。ストロンチウムの出すβ線はガンのリスクを高め、また骨髄に集まるので白血病の危険性も増大します」(前出の崎山比早子氏)

 生物濃縮といえば、政府には「前科」がある。水産庁が当初HPで「生物濃縮は起こらない」とデタラメを書き、それを本誌が徹底批判すると「生物濃縮をし続けるわけではない」とこっそり修正したのだ。

 国民の健康に対する政府の意識は、その程度だ。いまこの瞬間も、原発からは放射性物質が漏れ、海洋汚染も続いている。そんな世界で我が身と子孫を守るために、私たちはみずから情報を集め、みずから判断を下さなければならない。



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放射性物質の汚泥 新たな基準

6月24日 22時14分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110624/k10013755421000.html
東日本を中心に各地の下水処理施設の汚泥などから放射性物質が検出されている問題で、農林水産省は放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり200ベクレル以下のものについては、流通ルートなどを管理したうえで、肥料として利用できるとする新たな基準をまとめました。

この問題は、東日本を中心に各地の下水処理施設の汚泥などから放射性物質が相次いで検出されているものです。政府は、先週、放射性物質が検出された汚泥などの取り扱いについて、肥料用としては一律に「出荷を自粛する」とした方針を示しましたが、農林水産省は、24日、新たに肥料に使う場合の基準をまとめました。

基準では、放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり200ベクレル以下の汚泥や汚泥の焼却灰は肥料として利用できるとし、不法投棄を防ぐため、帳簿などを作成して、流通を管理するとしています。基準以下であれば、長期間、農地にまいたとしても、土の中の放射性セシウムの濃度は過去40年程度の変動の範囲内に抑えられるということです。

一方、再来年3月までの特例として、集落排水などで発生した汚泥で放射性セシウムの濃度が周辺の農地の土壌よりも低く、1キログラム当たり1000ベクレル以下であれば地域内に限って、肥料としての利用を認めるとしています。農林水産省は「肥料の製造業者への立ち入り検査の際に放射性物質の濃度についても検査を行い、基準が守られているかチェックしていく」と話しています。
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ODAで復興支援、11年度 被災地水産品など提供

http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062601000514.html
 政府開発援助(ODA)配分など2011年度の国際協力重点方針案が26日、判明した。東日本大震災被災地の水産加工食品などを購入して途上国に提供するなど、国際社会にも「開かれた復興に資するためのODA活用を最優先課題とする」と明記。被災地に外国人研修員を積極的に受け入れることで風評被害防止にも取り組むとした。

 政府は27日に決定する。震災復興に巨額の経費がかかることからODAを削減すべきだとの意見が出ていることを意識し、復興への貢献を前面に打ち出した形。一部は11年度第3次補正予算案に盛り込む考えだ。

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脱マスメディアからマイクロメディアネットワークへ

  • 2011/06/26(日) 09:47:50

「菅政権では言論の自由は得られなくされる」http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1320.htmlのところで既に述べたように、マスコミが迅速に正しい情報を伝えて国民の命を守るという本来の使命を果たさずにいる。

私達は、自分自身の、あるいは子供たちの命を守るためにこれからどのようにすればいいのか?このことについて書かれている「脱マスメディア〜マイクロメディアネットワークの独立宣言〜」から 考察していきたい。

このことは、日本だけの問題ではなく、どのような為政者が統治するかによるが場合によっては世界中の人たちと手を取り合って、市民のための政治やマスコミにしなければ、命を守ることはできない。

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めざまし政治ブログ

脱マスメディア〜マイクロメディアネットワークの独立宣言〜

http://rakusen.exblog.jp/15015170/

 YouTubeにアップした100以上の動画ファイルの全てを削除され、よくよく考えて、タイトルのようなことを考えました。
 
 私たちはインターネットやスマートフォンの普及でUSTREAM、Twitterなどの市民メディアとしての強力な情報伝達手段を得ることができました。これにより、今までの縦構造の官僚組織型のマスメディアに対抗できる、マイクロメディアのネットワークを作り上げることが徐々にですが、できるようになりました。
 
 ただいまだマスメディアに依存することが多く、元々のソースはマスメディアの人たちが作り上げた映像を元にしているため、著作権という法律で私たち一般市民の、なるべく早く大勢の人の命を救うために、という善意が妨害され続けています。
 
 ただひるがえって考えると、メディアの報道の第一の使命は、国民の生命を守る情報を迅速に流すことです。もちろん、正確さも求められますが、それよりも大まかな予測でもいいので、より迅速に大勢の人たちに知らせ、被害をなるべく最小にとどめることを優先します。その意味では、国民の命を守る、震災、被曝情報、健康被害情報やその予測などを含む番組は著作権を主張して情報の流通を妨害すべきことでないことは明らかです。
 
 これまで大手マスメディアが著作権を盾に市民メディアであるマイクロメディアの活動を妨害してきたことは、大手製薬会社39社がAIDS治療薬の知的所有権を盾に南アフリカ共和国に対しAIDS治療薬のコピー薬を輸入し使うことを妨害してきたことと、同じような体質があることがわかります。
 
 結局は、本来は命を守るべき製薬会社が実は「人命より利益を優先している」と言うことがわかってきたのです。大手メディアも利益を追求する企業である以上、同じ体質をもっているのです。
 
 結局、この問題では、ジェネリック医薬品を認めることで一般的な知的所有権も守られるかわりにAIDS患者の命もある程度、守られるようになりました。
 
 この考えを延長すれば、本来は人命に関わる情報などは、週刊誌などでは1週間すぎたら著作権フリーとする、速報性が必要でまた将来の国民の健康に関わる動画は著作権フリーとする、などジェネリック情報としての法の整備が必要なのかもしれません。

 とにかく、大手マスメディアの暴力(利益優先のため著作権を盾に情報の流通を妨害する)から大勢の国民の命を救うことを優先しなければいけません。
 
 その本来の使命を忘れ、自分たちのお金儲けのためにNHKやテレビ朝日などの影響力の強いマスメディアが、それらの情報を削除し続ける行為に憤りを覚えるのです。

(例えば、私がYouTubeにアップした ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」)

 とかく、このような場合、反発を覚えて、悪性化し、アングラ化しがちなのですが、
こんなとき小出京大助手が引用されていた、ガンジーの名言「7つの社会的罪」を思い起こすのでした。

1.原則なき政治

2.道徳なき商業

3.労働なき富

4.人格なき教育

5.人間性なき科学

6.良心なき快楽

7.犠牲なき宗教

 そしてガンジーならばどういう風に、この自分たちの利益を守るために攻撃する悪の大手マスメディアに対峙していくであろうかを考えてみました。

 多分、悪の道に奔走するマスメディアに対抗する組織をオープンに作ることからはじめるでしょう。

それは本来はマスメディアが積極的に協力を求め取り込んで融合していくべき、ダイナミックな双方向メディアとしてのインターネット技術を利用していくことです。その技術をマスメディアでは自分たちを脅かす存在として位置づけ敵対視していたのですが、そのインターネット技術の応用であるUSTREAMとツイッターを使い現場を中継、配信するマイクロメディアのネットワークを作り、育てていくことです。
 
 この実現により、マスメディアの支配から独立して、マイクロメディアの市民が現場から情報を伝え合う、双方向のネットワークを作り上げていくことです。従来の縦型で上から一斉にそれも一方的に垂れ流すマスメディアから水平型でツイッタのような信頼関係で双方向に結びついたダイナミックで柔軟なネットワークができあがるのです。

 さっそく、このマイクロメディアが育ち、生きていく道の1つを私なりに具体的に考え、実行に移していきたいと思います。

 
 なおこの提案を実現していただける会社、例えば、Yahoo!やGoogle、もしくは既にオークションサイトを作られている会社にはぜひ、お伺いして直接、プレゼンさせていただきます。

このプレゼンのタイトルと内容は下記です。

スマートフォンと宅配システムを使ったパーソナルな双方向テレビショッピング
〜マイクロメディアによる流通革命〜
TVを通して「ほしいモノをほしい人に届ける」 オープンフリーバイヤー
http://nvc.halsnet.com/jhattori/IHK/freebuyer/img0.html

 実際の舞台の1つは
投げ銭も可能なUSTREAM中継サイト
http://hiking.to/Pw02thi
 通常のUSTREAM中継のサイト
http://www.ustream.tv/channel/freebuyer
よろしくお願いいたします。

 なお、このような活動を行っていくことによりひいては世界を透明化(見える化)して腐敗をなくしていくNPOトランスペアレンシージャパンの活動http://www.ti-j.org/につながるものと信じています。

市民メディアネットワーク
グリーンズネットワーク
市民に開かれた国会
http://nvc.halsnet.com/jhattori/kokkai/
めざまし政治サイト(旧落選運動)
USTREAT サブサイト
http://nvc.halsnet.com/jhattori/StreetLive/

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菅政権では言論の自由は得られなくされる

  • 2011/06/25(土) 20:40:06

 あの警察ジャーナリストの黒木さんが、ブログを書いては消されということを繰り返しているうちに、とうとうこの世から消えてしまったということがあった。

コンピューター監視法案が可決されたからか、ここのところYOUTUBE の動画が立て続けに警告3回になったからと消されてしまうことがあるようだ。それも警告の間がせめてメールを見られる時間が与えられているのならまだ誠意を感じられるも、テレビ朝日のようにわずか1時間か2時間ぐらいの間に警告して総ての動画を削除するということは、菅政権になって戦時中と同じく言論弾圧の世の中になっていくのかと空恐ろしくなる。

国民が政権交代に期待したとき、「国民の生活が第一」と、私達庶民の立場に立った政治を民主党には期待した。

しかし、政権を得ると権力争い。もっとも政治に通じている小沢一郎元代表をまず小泉政権がしたときと同じように敵に見立てて攻撃。マスコミと検察などは、この敵を攻撃することで、正義が悪人を成敗するといって国民を味方につけ、国民によって政治生命を絶たせ、失脚させようとしたのだった。

民主政治がなく、独裁による言論の自由のない国同様、独裁者は権力を得ると批判、追及されたくないために、機密費をマスコミにばらまき、言論弾圧をしようとする。

 私達は、戦後、言論の自由や民主主義が保障された生活をしてきた。そして、それは誰よりも守ってくれると信じた、国民が政権交代を果たした民主党によって崩されようとしている。

会期延長の狙いのところにも書いたが、http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1319.html
菅さんが、脱原発で小泉流の単独テーマで震災後、選挙ができる頃合いを見計らって選挙をやろうとしても実行力がないのは誰にもわかる。また、脱原発を選挙の争点にしても期待して投票しても国民がだまされることになることであろうことも。

それなら菅退陣をさせ、新首相・新体制が脱原発で進むべきで、小泉流をまねようとしても結局パフォーマンスだけに終わり、国民は裏切られて政治はさらに停滞する。即刻辞任以外ないと思うのが普通だが、なぜか権力に固執する今の政権にはそれすら見えないようだ。


会期延長で時間を稼ぎ、それまでに内閣改造をするという。新首相、新体制で内閣改造はわかるが、菅さんが亀井さんと内閣改造うんぬんを言うのは大臣のポストをちらつかせてのことなのか?解散でおどし大臣の椅子でしか釣れぬリーダーなどいらないから即刻退陣をして、新体制で、与野党が国民の命を守る政治をしてもらいたいと思う。

今の内閣は誰がなっても同じだ。菅内閣は総入れ替えしないかぎり、言論の自由のない国と同じことが起きる。

 国として何の手立てもとれぬ現状は、地方自治体にまかせっきりで、お金のある者はいくらでも国外に避難したり、測定器で測って身を守ったり、安全な食品を選ぶことができるが、何もかも奪われた被災地の人や経済的にゆとりのない者は、命すら守ることができない。

食品に放射能を測定して安全であるという保証書を添付するとか、消費者庁など国民に知らせる義務を講じることができるはずなのに、それすらしない。消費者は、産地で選ぶとか、測定器で個人で測って放射能から身を守ることしかできない。蓮舫大臣は、事業仕分けと同じぐらいの熱意で放射能汚染食品による内部被爆から国民を守る対策を取ってもらいたい。

 妊婦や子供のいる家庭は、さらに深刻である。それは、引用した文章を読んでもらいたい。どれだけ国民が追い詰められているかがよくわかる。

 何の対策もとれぬ現政権は速やかに退陣してほしい。国民不在の政党も議員も国民からは見放されることだろう。この頃、テレビを見たいと思わない。特に、NHKやテレビ朝日については、著作権を盾に、市民の動画削除に力を入れて、本来国民を救うべきはずのメディアが、震災後安全だと政府の情報を垂れ流して被爆させたことを思えば、このとき国民に正しい情報を与え、命を守ったネットメディアのYOUTUBEなどがどれだけ頼もしかったことか。

御用学者やマスコミが政府と一緒になって、国民を被爆させ、子供の将来に不安を与えていることは事実だ。批判も追及もさせず、国民の命を守るためにある動画まで削除して、戦時中と同じく軍国主義の時代に突入させようとする菅政権を何とか政権の座から引き摺りおろさねばならない。

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田中龍作ジャーナル

http://tanakaryusaku.jp/2011/06/0002535

被曝した福島の子供たちが東京で健康診断

2011年6月23日 21:16

医師らの問診を受ける母と子供たち。長いケースでは40分にも及んだ。(23日、港区芝公園。写真:筆者撮影)
 
 子供の体調を心配する母親の思いが東京まで足を運ばせた。東電・福島第一原発の事故により被曝した子供たちのための健康相談会が23日、港区芝公園で行われた(主催:こども福島情報センター)。

 母親と子供たちを福島から招いたのは「アースデー東京タワーボランティアセンター」。母親に手を引かれた子供18人(ゼロ才〜8才)が医師の問診を受けた。

 母親たちの心配は尋常ではない。事故発生以来、3か月以上経つが、事故収束のメドは立たず、原発からは絶えず放射性物質が撒き散らされているのだから。文科省が校庭の放射線の許容量を20mSv/年としたことも親たちの不安と怒りを掻き立てた。

 不安は溜りに溜まっているのだろう。問診は短くて15分、長い母子は40分にも及んだ。

 福島市内でも最高レベルの線量が測定される小学校に子供(小3)を通わせる母親に話を聞いた―

 「目の下のクマが気になる。先月末に鼻血と下痢があった」。母親は問診前、我が子の体調をこのように話した。

 小児科医の問診を受けること、20分あまり。母親は目を赤く腫らしていた。「医師からは『(福島に)戻るな』と言われた。『住み続けると19才までに発ガンする可能性がある。早ければ1年後に発症する』と言うことだった」。

 すぐにでも避難したいところだが、この母子には簡単に福島を去れない事情がある。夫(父親)は地方公務員で家のローンが残っているからだ。

 家族ぐるみで他県に移り住めば収入はなくなる。夫が福島に残れば、家族は離れ離れになる。「もう絶望的」、母親は肩を落とした。多くの家庭は同様の事情を抱えている。

健康相談会を終え帰りのバスに乗り込む母親と子供たち。足どりは重かった。(写真:筆者撮影)
 
 健康相談会を終えた医師(3人のうち2人)が記者会見を開き、次のように述べた――

 黒部信一医師(小児科)「福島の子供たちはハイレベルの放射線を浴びているので、皆避難させたいが、転出先でストレスが溜まると病気になりやすくなる。福島から来た子供は放射能を浴びている、などといわれのない差別を受けることもある」。

 山田真医師(小児科)「毎日、不安のなかで生きていくのはストレスが大きい。長期は持たない。不安とストレスのない地で生活した方がよい。子供らしい生活ができた方がいいと(母親たちに)アドバイスした」。

 前出の母親は医師の勧めを受け入れることにした――

 「夫を残して自分たちだけ逃げるのは心苦しいが、子供を守るために決心した。先生(医師)が背中を押してくれた。住み慣れた福島を離れなければならない。誰を恨めばよいのか」。

 原発はひとたび事故が起きれば、夥しい数の人々を不幸のどん底に突き落とす。海江田経産相や政府のお歴々は簡単に「再稼働」を口にするが、被曝者を救うことの方が先ではないのか。子どもの未来を考えない国家に将来はないのである。

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ただいま被曝中

http://atom.fk-m.com/?eid=39
福島在住(いまのところ)です。
原発の恐ろしさを痛感しています。
原発絶対反対を訴えるブログです。


地震が起きたあと、電気と水道が止まりました。

地区によりいろいろであったようですが、多くのところでインフラが停止しました。

電気が止まっているので情報源はラジオと新聞。

ワンセグケータイならTVも見れました。

何一つ、メディアは、福一が危険であること、避難が必要であること、伝えてはくれませんでした。

もちろん、国も行政も。

真実を語っていたのはネットの世界のみ。

ネットから情報を得ていたもののみが、危険を察知していました。

しかし、当時はそれだって正しい情報とそうでない情報を判断できるレベルではありませんでした。

今現在のような知識など全く持ち合わせていませんでした。

そして3月15日福島市に雪が降りました。

とてつもなく濃厚な放射性物質を含んだ雪が、29万人の人間が住んでいる街に降り注ぎました。

そのとき多くの人々は何をしていたでしょう。

・・・・断水による、給水所からの水の確保をしていました。

地下水が出るお宅があちこちにあり、みなさん近所の方へ開放していました。

少しでも水を確保したく、家族総出で給水所に並びました。

18リットルのポリタンクや2リットルペットボトル、箱にポリ袋を入れてくる方もいました。

そうやって1人5分から10分の給水時間。

10人並んでいただけでも1時間は覚悟しなければなりませんでした。

小さい子供も家に一人置いてくるわけにもいかず、子供の手を引いて給水に並んでいるお母さん達の姿もあちこちで見られました。

みんな、ここ1週間ぐらいの辛抱だと、助け合い、笑顔で秩序を守って過ごしました。

そしてみんな、被曝しました。

両手は水を持つためにふさがっています。

傘をさす余裕はありません。

なにより、雨と違い、ずぶ濡れにはなりませんし、いつもそうやって雪の時は過ごしていました。

長時間並んで、やっと水をもらって、家に帰るまで、大人も子供もみんな被曝させられたのです。

なぜ、国や行政は注意を促してはくれなかったのでしょうか。

パニックを起こさせないために被曝させたのでしょうか。

わたしはこの一件だけでも一生分の怒りを使い切れるほどです。

忘れない。

許さない。

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