小沢潰しを狙う組織 「三宝会」

  • 2011/01/26(水) 20:14:35

 「剛腕」、「傲慢」、「コワモテ」、「わがまま」、「生意気」など、政治家としてマイナスのイメージは、小沢一郎という政治家を悪玉のイメージに固定していくことになるのですが、このようなイメージをつくりだしたのが「三宝会」だと言われています。

この三宝会については、「小沢攻撃をしかける組織は?」http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1025.htmlのところで、「三 宝 会」の趣旨書を挙げて、説明しましたが、 ここでは、三宝会について、次のように書かれています。

「村山首相が政権を投げ出し、橋本龍太郎氏が後継首相になると、竹下氏は「三宝会」という組織を結成します。三宝会の本当の目的は、小沢を潰すことなのです。もっと正確にいうと、自分たちの利権構造を壊そうとする者は、小沢に限らず、誰でもそのターゲットにされるのです。なぜ、小沢を潰すのでしょうか。それは小沢が竹下元首相の意に反して政治改革を進め、自民党の利権構造を本気で潰そうとしていることにあります。」

 例えば、三宝会にどのようなメンバーがいるかが、次の名簿からわかる。

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「論壇」より

「三宝会」 最高顧問・代表・世話人・事務局・会費

最高顧問  竹下  登   衆議院議員  

代表(五十音順) 葛西 敬之 東海旅客鉄道(株) 社長
近藤  晃 日本航空(株) 社長
関本 忠弘 日本電気(株) 会長
南谷昌二郎 西日本旅客鉄道(株) 社長
塙  義一 日産自動車(株) 社長
松田 昌士 東日本旅客鉄道(株) 社長
米山 令士 千代田生命保険(相)  社長

世話人(順不同) 高橋 利行 読売新聞 世論調査部長
後藤 謙次 共同通信 編集委員
芹川 洋一 日本経済新聞 政治部次長
佐田 正樹 朝日新聞 電子電波メディア局局長付
湯浅 正巳 選択出版  
内藤 武宣 早稲田大学 講師
松岡  敦 (株)啓愛社エヌエムビー 社長
平野  聰 日本航空(株) 常務
竹中  誉 (株)エル・ビーエス 社長
福本 邦雄 (株)フジインターナショナルアート 社長

事務局       東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル
  (株)フジインターナショナルアート内
会費 法人会員 月額参万円(六ヶ月分をまとめ、年二回納入)
  個人会員 会合の都度(壱万円を限度とする)

 要は、年1、2回集まりマスコミを政・財界側にとり込もうというもの。 企業側の思惑は、当然ともとれるが、マスコミ会員は、どのような判断でここに参加したのか、ジャーナリストとしてこれを問われることになるのでは。

法人会員企業名 (平成 9 年版)
法人名 (50音順) 役職名 / 氏名
天野製薬(株) 会長 天野源博
伊藤忠商事(株)  顧問 内藤正久 
(株)エル・ビー・エス 社長 竹中 誉
川崎電気(株) 社長 川崎 暢
関西電力(株)  東京支社長 高本久夫
(株)関西都市技研 取締役 谷 嘉寿男
京都自治経済協議会 事務局長 安川良子
(株)啓愛社エヌ・エム・ビー  社長 松岡 敦
(株)啓愛社製作所 副社長 竹内留四郎
サントリー(株) 常務 立木正夫
ジャパンライフ(株) 専務 三ツ橋一男
セコム(株) 会長 飯田 亮
全国朝日放送(株) 社長 伊藤邦男
全日本空輸(株)  企画室部長 浜田健一郎 
大成建設(株)  広報部長 中津海光夫
中部ガス(株) 会長 神野信郎
中部電力(株)  広報部長 田村典久
千代田生命保険(相)  取締役 清水宥玄
都築電気(株) 社長 都築省吾
帝京大学 総長秘書 馬場良雄
東海旅客鉄道(株) 社長 葛西敬之
東京電力(株)  総務部長 山本勝
(医)徳洲会 理事長 徳田虎雄
(財)都市技研 代表取締役 木原 康
西日本旅客鉄道(株) 社長 南谷昌二郎
日産自動車(株) 社長 塙 義一
日産不動産(株) 社長 木島孝蔵
日本航空(株)  常務 平野 聰
日本電気(株)  顧問 大森義夫
日本電信電話(株)  副社長 井上秀一
東日本旅客鉄道(株) 社長 松田昌士
(株)フジ・インターナショナル・アート 社長 福本邦雄
堀硝子(株) 社長 堀 俊一
(株)ホリプロ 会長 堀 威夫
マルハンコーポレイション 社長 韓 昌祐

個人会員の社名
朝日新聞(5名)、毎日新聞(3名)、読売新聞(3名)、日経新聞(3名)、 共同通信(3名)、TBS(1名)、日本テレビ(2名)、フジテレビ(1名)、 テレビ朝日(2名)、講談社(2名)、文芸春秋(3名)、プレジデント(1名)、 選択(1名)、朝日出版社(1名) 等

平成 9 年 10 月 現在

法人会員企業名 (平成 11 年版)
法人名 (50音順) 役職名 / 氏名
天野製薬(株) 会長 天野源博
伊藤忠商事(株)  副社長 内藤正久
(株)エル・ビー・エス 社長 竹中 誉
(株)大林組 副社長 荒川利輝
鹿島建設(株) 社長 梅田貞夫
川崎電気(株) 社長 川崎 暢
関西電力(株)  東京支社長 小橋和雄
(株)啓愛社エヌ・エム・ビー  社長 松岡 敦
(株)啓愛社製作所 副社長 竹内留四郎
サントリー(株) 常務 立木正夫
清水建設(株) 専務 三宅文男
ジャパンライフ(株) 会長 山口隆祥
セコム(株) 最高顧問 飯田 亮
全日本空輸(株)  企画室調査室長 浜田健一郎 
大成建設(株) 副社長 葉山莞児
(株)竹中工務店 社長 竹中統一
中外製薬(株) 総務部長 高木 穆
中部ガス(株) 会長  神野信郎
中部電力(株)  常務 中野淳司
千代田生命保険(相)  総務部長 杉田 隆
都築電気(株) 相談役 都築省吾
帝京大学 理事長 冲永荘一
東海旅客鉄道(株) 社長 葛西敬之
東京電力(株)  常務 山本 勝
(医)徳洲会 理事長 徳田虎雄
(株)都市技研 代表取締役 木原 康
西日本旅客鉄道(株) 社長 南谷昌二郎
(株)日建設計 常務 橋本忠篤
日産不動産(株) 社長 木島孝蔵
日本航空(株)  顧問 平野 聰
日本電気(株)  常務 大森義夫
日本電信電話(株)  副社長 和田紀夫
東日本旅客鉄道(株) 常務 花崎淑夫
(株)パシフィック・コンサルタンツ・インターナショナル 会長 荒木民生
(株)フジ・インター・ナショナル・アート 社長 福本邦雄
堀硝子(株) 社長 堀 俊一
(株)ホリプロ 会長 堀 威夫
平成 11 年 10 月 現在

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 平野貞夫氏によれば(平野貞夫 著『わが友・小沢一郎』/幻冬舎刊)、「(三宝会の)設立の目的は「情報を早く正確にキャッチして、(中略)、行動の指針とするため、(中略)立場を異にする各分野の仲間たちと円滑な人間関係を築き上げていく」というものだった。メンバーは最高顧問に竹下、政界からは竹下の息がかかった政治家、財界からは関本忠弘NEC会長ら6人、世話人10人の中で5人が大手マスコミ幹部、個人会員の中には現・前の内閣情報調査室長が参加した。要するに新聞、テレビ、雑誌などで活躍しているジャーナリストを中心に、政治改革や行政改革に反対する政・官・財の関係者が、定期的に情報交換する談合組織だ。」という。この会は現在も存続しているといわれている。

権力をめぐって権謀術数が渦巻き、政官業と大マスコミが癒着し、己の利益のためなら、マスコミを使って世論操作でも何でもするというひどい政治を変えようとする政治家が現れると、抹殺しようとする。例えば、小沢一郎のような政治家が現れると。このことを「Electronic Journal」から見ていきたいと思う。             
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Electronic Journal
http://electronic-journal.seesaa.net/article/141479890.html
2010年02月18日
●「三宝会/小沢潰しを狙う組織」 (EJ第2756号)
 竹下登、金丸信両氏、それに小沢一郎といえば、旧経世会の三羽烏といわれていたのです。竹下、金丸とひとくくりにしていうと、金のノベ棒によって象徴される金権体質の政治家というイメージがあります。そして、小沢はそのDNAを引き継いでいる現代の金権体質の政治家の代表ということになってしまいますが、この見方は完全に間違っています。
 
日本の政治の世界はそんなにきれいなものではありません。権力をめぐって権謀術数が渦巻き、政官業と大マスコミが癒着し、己の利益のためなら、マスコミを使って世論操作でも何でもするというひどい世界になっています。
 
ですから、本気でこれを改革しようとする政治家があらわれると、政官業と大マスコミが謀略を仕掛けて追い落とすことなど、当たり前のように行われるのです。それは現在でも続いているのです。現在そのターゲットとされている中心人物が、小沢一郎なのです。彼が本気で改革をやりそうに見えるからです。
 それがウソと思われるなら、ぜひ次の本を読んでいただくとわかると思います。
―――――――――――――――――――――――――――――
      平野貞夫著
      『平成政治20年史』/幻冬舎新書
―――――――――――――――――――――――――――――
 小沢は田中角栄にかわいがられた政治家であることはよく知られています。田中角栄は小沢に亡くした長男を見ていたのです。しかし、それを快く思わなかった人は少なくないのです。
 
その中の一人が意外に思われるかもしれないが、竹下登氏なのです。村山首相が政権を投げ出し、橋本龍太郎氏が後継首相になると、竹下氏は「三宝会」という組織を結成します。三宝会の本当の目的は、小沢を潰すことなのです。もっと正確にいうと、自分たちの利権構造を壊そうとする者は、小沢に限らず、誰でもそのターゲットにされるのです。
 
なぜ、小沢を潰すのでしょうか。それは小沢が竹下元首相の意に反して政治改革を進め、自民党の利権構造を本気で潰そうとしていることにあります。この三宝会について平野貞夫氏は、その表向きの設立の目的を次のように書いています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 (三宝会の)設立の目的は「情報を早く正確にキャッチして、(中略)、行動の指針とするため、(中略)立場を異にする各分野の仲間たちと円滑な人間関係を築き上げていく」というものだった。メンバーは最高顧問に竹下、政界からは竹下の息がかかった政治家、財界からは関本忠弘NEC会長ら6人、世話人10人の中で5人が大手マスコミ幹部、個人会員の中には現・前の内閣情報調査室長が参加した。要するに新聞、テレビ、雑誌などで活躍しているジャーナリストを中心に、政治改革や行政改革に反対する政・官・財の関係者が、定期的に情報交換する談合組織だ。             ――平野貞夫著
              『わが友・小沢一郎』/幻冬舎刊
―――――――――――――――――――――――――――――
 この三宝会によって、小沢は長年にわたってことあるごとに翻弄され、しだいに悪玉のイメージが固定してしまうことになります。「剛腕」、「傲慢」、「コワモテ」、「わがまま」、「生意気」など、政治家としてマイナスのイメージは、三宝会によって作られたものなのです。
 なお、三宝会のリストはいくつかネット上に流出しており、見ることができます。その会員名簿のひとつをご紹介します。
―――――――――――――――――――――――――――――
  http://www.rondan.co.jp/html/news/0007/000726.html
―――――――――――――――――――――――――――――
 この会は現在も存続しているといわれており、上記の名簿の中には、現在、TBSテレビの「THE NEWS」のキャスターである後藤謙次氏(共同通信)の名前もあるのです。後藤謙次氏のニュース解説は定評がありますが、こと小沢に関してはけっしてよいことをいわないことでも知られています。
 
 もっとも現在のマスコミにおいて、小沢を擁護するキャスターやコメンテーターは皆無でしょう。口を開けば「小沢さんは説明責任を果たせないなら、辞任すべきだ」――もう一年以上こんなことが飽きもせず続いているのです。
 
 昨年来の小沢捜査で、唯一小沢に対して比較的擁護すべき論陣を張っていたのはテレビ朝日系の「サンデープロジェクト」だけです。それは、元検察官で名城大学教授の郷原信郎氏の存在が大きいのです。郷原氏は2009年の大久保秘書逮捕のときからこの捜査を最初から無理筋の捜査であり、容疑事実からして納得がいかないと断じていたのです。郷原氏のコメントは実に論理的であり、納得のいくものであったのです。それは、今年になってからの小沢捜査でも変わらなかったのです。
 しかし、他局――というより、「サンデープロジェクト」以外の番組は、「小沢=クロ」の前提に立って、それは徹底的に小沢叩きに終始していたのです。
 
 一方、「サンデープロジェクト」以外の他局の代弁者は、元東京地検特捜部副部長のキャリアを持つ弁護士の若狭勝氏です。サンプロ以外のテレビにたびたび出演し、当然のことながら、若狭氏は一貫して検察擁護の立場に立って主張したのです。
 
 「サンデープロジェクト」の郷原氏に対して、同系列局も含めて他局はすべて若狭氏なのです。もっとも「サンデープロジェクト」では、1月29日深夜「朝まで生テレビ」でこの2人は激突しています。1対1の対決ではなく、小沢クロ派――平沢勝栄氏、山際澄夫氏、それに若狭氏、これに対して、小沢擁護派は細野豪志氏、大谷昭弘氏と郷原氏という強力な対決であり、勝負にならなかったようです。しかし、ほとんどのテレビ局が反小沢というのは本当におかしな話です。     ―[小沢一郎論/32]


≪画像および関連情報≫
 ●東京地検が「週刊朝日」に出頭要請 !?/2月6日
  ―――――――――――――――――――――――――――
 東京地検(特捜)は、やはり解体させるしかない。週刊朝日への出頭要請は、小沢不起訴、そして逮捕された3名の保釈を決定するという屈辱感からくる、最後の悪あがきでもあったか。3名の保釈=「検察リークによる報道と実際の供述との違い」、そして「検察の人権と法を無視した取り調べの実態」が晒されることを意味する。それでもなお、保釈すると言うことは、どこからかの意向が強く示されたと考える。何処の意向か?米国政府ではないか?
  
――このプログには驚くべきことが書いてある。表面上はなかったことになっているが、『週刊朝日』の編集長に東京地検から出頭要請があったという。真実はどうなのか。『週刊朝日』2/19号にその事実は書いていない。しかし、政治ジャーナリスト上杉隆氏の検察への抗議文は出ている。
  http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/cat7087639/index.html
  ―――――――――――――――――――――――――――
平野貞夫氏
posted by 平野 浩

この記事へのコメント
三宝会の日本人黒幕はナベツネこと渡邉 常雄 そしてその後ろ側には アメリカのロックフェラーがいると考えられます。財界 マスコミ 霞ヶ関の安泰を脅かす者は抹殺される。

Posted by 林 之也 at 2010年09月23日 02:02

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部屋の中はもう春! チューリップとコデマリ

  • 2011/01/26(水) 19:26:05

お正月のお花から春の花へ。
「チューリップ」と「こでまり」を買って、部屋中に飾る。


壁面も利用して。クリスマスのポインセチアを飾っていたら、茎に根らしいものが出てきました。驚きです。


チューリップは、日ごとに伸びて花の表情を変えていきます。つぼみの時がとても可愛いのです。花が開いてしまうと、あっというまに散ってしまいます。


こでまり は、花が散り始めるとちょっと大変ですが、とても小さな可愛い花です。


部屋の中がぱっと明るくなって、お正月の厳かな雰囲気から まだこんなに寒いのに、部屋の中だけはもう春です。


銀行へ行くのに歩いていると、梅の花が満開だった。いつのまにこんなに見事に咲いたのか?
20110126191825


<チューリップにちなむ伝説・民話 >


トルコ、ペルシャ

ある村にファルハドと言う青年がいた、彼は村長の娘シーリーンと恋をしていた。村の井戸が枯れたときファルハドは水を得るために穴を掘った。掘ることだけに必死になり、水を得る事が出来たが、その頃にはシーリーンは亡き人となっていた。恋人の死を悲しんだファルハドは崖から飛び降りて命を散らす。その砕けた体から出た血からやがて真っ赤な花が咲いた。それがチューリップである。


オランダ

ある美しい少女に3人の騎士が求婚をした。一人は黄金の王冠、もう一人は剣、最後の一人は財宝を。しかし、誰とも選べぬ少女は悩んだ末、花の精霊に姿を変えてもらった。王冠の花、剣の葉、財宝の球根をもつ。少女の名からチューリップと名付けられた。

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石川知裕議員:私が事情聴取を録音した理由

  • 2011/01/26(水) 11:56:28

 小沢一郎議員の証人喚問に、国民新党が反対を表明し、社民党が慎重姿勢を見せはじめたが、私達小沢氏の捜査を調べている市民にとってみれば、民主党の執行部が無罪と思われる党員を守りもせずに、「離党だ。証人喚問」だと騒いでいることに何よりも不信感を覚えており、このような時にはっきりと「反対だ!」という立場をとる国民新党にエールをおくりたい。人権派といわれている福島党首率いる社民党がいまだに「政倫審で説明しろとか慎重姿勢」とか言っていることに、反感を覚える。

「与野党の小沢攻撃と菅直人・ジェラルド・カーティス」http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1129.html のところで書いたように社民党の福島党首や共産党の不破哲三氏はすでにジャパン・ハンドラーズの息がかかっているとみられており、与野党の常軌を逸した小沢氏への攻撃にもうなづける。

小沢氏への検察・政治家・司法・メディアぐるみの抹殺しようという攻撃も、攻撃する側のボロがしだいに出始めて、この冤罪被害者などを救おうという市民運動も盛り上がりを見せ(新聞・テレビはほとんど報道しないが)、「政治と金」で追及しようとする側の意図的な筋書きや思惑のほうが追及されようとしている。

先日の『ウィキリークスが「アメリカが菅・小沢分断工作」を公開。』http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1132.html では、このことはさらにはっきりしている。また、佐藤優元外務省主任分析官の告白から、機密費や外務省の腐敗の不祥事隠蔽工作からこれを追及した田中真紀子議員を失脚させようとしたこともわかってきた。
「真紀子議員追放と宗男議員失脚の組織犯罪」http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1122.html

いずれ何もかも明らかになるときがくるだろうが、小沢一郎元民主党代表の政治資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件でも、石川知裕衆院議員の再聴取の様子を録音した記録や勾留中に弁護人に宛てた手紙について証拠採用することを決定したが、「オリーブニュース」で、なぜそのように録音しようと思ったかということが述べられている。

「検察も調書や証拠のリークを平気で行ってるわけだから、自分の身を守るという意味も考えて」との 佐藤優氏の助言によるよいうことで、結局はこのことが石川議員の身を守ることになった。こうでもしなければ、無罪の者も有罪にさせられる司法の場のありかたも今後問題となることだろう。

毎日jp

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110126k0000m010025000c.html
小沢元代表:証人喚問に国民新党は反対 社民党も慎重姿勢

 国民新党の下地幹郎幹事長は25日、国会内で民主党の安住淳国対委員長と会談し、同党の小沢一郎元代表の証人喚問に反対する考えを伝えた。社民党の重野安正幹事長も同日、国会内で民主党の岡田克也幹事長と会談し「衆院政治倫理審査会(政倫審)で説明すべきだ」として証人喚問に慎重な姿勢を伝えた。

 これについて安住氏は記者会見で「少数政党の意見も十分参考にする。衆院予算委員会で話し合ってもらう」と述べた。【朝日弘行】



OLIVENEWS

http://www.olive-x.com/news_30/newsdisp.php?n=103047
石川知裕:私が事情聴取を録音した理由


 東京地裁は20日、小沢一郎元民主党代表の政治資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、石川知裕衆院議員が再聴取の様子を録音した記録や勾留中に弁護人に宛てた手紙について証拠採用することを決定した。

 同日、《THE JOURNAL》のインタビューに応じた石川氏は、昨年5月17日の事情聴取の録音を行った理由に作家の佐藤優氏の助言があったとし、その際の聴取で、調書の内容を変更しないよう圧力を受けたことを明らかにした。また、2月7日から始まる公判では、水谷建設から5000万円を受けとったとする検察側の主張も全面否認し、虚偽記載に問われている部分についても「違法性の認識がなかったことを主張したい」と語った。

★   ★   ★


石川知裕氏(衆議院議員)

── 2月7日に初公判が開かれますが、現在の心境を

無罪を主張して頑張ります。ただ、年末から風邪をひいたりして体調を崩してますので、きちんと気力を保ちながら、公判に向けて頑張りたいと思います。

私自身は小沢一郎元民主党代表の秘書時代に処理した経理について罪を問われています。国民のみなさんに誤解されてるのは、私が秘書として行なった業務が小沢さんとの共謀とされ、検察審査会で2度の起訴相当の議決がされました。

一方、小沢さんについては世論調査で議員辞職すべしという割合が高まっているにもかかわらず、「次の総理は誰か」の質問では1位になっている調査もあります。これは、小沢一郎の政治手腕に期待するけれども(まずは裁判を)クリアしてくれという意味だと思うので、それがなければ菅さんに変わって小沢さんが首相になるべきだということだと思います。

その意味で、私の供述によって検察審査会で共謀があったとされ、「裁判で黒白をはっきりさせるためにお白州に引き出せ」ということになったわけで、誠に申し訳ないと思っています。

── 裁判で訴えたいことは

保釈後に水谷建設関係者の調書を読みました。そこで語られているのは、大久保(小沢氏元秘書)さんが水谷建設から現金5000万円を渡される直前になって「今日は忙しいから石川という者に行かせます」ということです。また、その供述をした川村という人は、調書の中で「石川さんはあまり顔に特徴がないから、会ったときにわかるかわからないか自信がありませんでした」と語っています。

しかし、小沢事務所では私の方が大久保さんより先輩で、大久保さんが私に金を受け取りにいかせるなどという人間関係はありえません。そういう事務所内の基本的な人間関係を無視し、川村氏が「大久保さんが石川に取りに行かせた」と供述していることがおかしい。ただ、私自身にその日に明確なアリバイがないというだけで検察側がタクシーチケットや新幹線のチケットで立証しようとしてますけれども、私もきちんと裁判長に訴えるだけの資料を提示し、そういう事実がなかったことを弁護団と一緒に証明したい。

── 弁護団の証拠資料として、小沢元代表の一度目の起訴相当議決の後に行われた再聴取(2010年5月17日)について、その様子を録音したICレコーダーの存在が明らかになりました。なぜ、録音を考えたのですか?

佐藤優さんから強い勧めを受け、レコーダーを持って行きました。佐藤さんに言われたのは、「検察も調書や証拠のリークを平気で行ってるわけだから、自分の身を守るという意味も考えて」と強く示唆され、持っていくことにしました。

最初に検事から「録音してないよね」と言われ、「していません」と回答しましたが、ものすごいプレッシャーでした。聴取の間も2〜3回はトイレに行ってますので、その間に検察官にカバンの中を確認されたら「なんだこれは」ということになります。その間も緊張しました。

── 勾留中に送った手紙の証拠申請を出されています

自分としては不本意な調書にサインしてしまったことが何回もありました。そうしたことを当時弁護団に加わっていた安田好弘先生からアドバイスを受け、手紙に書きました。回数と枚数は忘れましたが、勾留中に何度か手紙を書いて、安田先生に送っています。

──手紙を書いていたときは精神的にもつらかったのでしょうか

そうですね。これは経験した人でしかわからないと思いますが、毎日水谷建設の事について聞かれ、特捜部の副部長(編集部注:吉田正喜氏)から「石川さんは金を預かったけれども、忘れただけなんだ」ということを言われるわけです。そうすると私も感覚が麻痺してきて、「大久保さんに言われて預りに行ったけど、忘れたんじゃないか」と思えてくるんです。

また、これは不思議なことなんですが、日々接している検事と人間関係もできてくるんです。これは佐藤優さんとも意見が一致しました。最初の3〜4日間は調書をとられてないのですが、「そろそろ調書を取らしてくれ」と言われると、だんだん検事に対して「上の人に言われて大変なんだろうな」と思えてくるのです。こちら側も弁護士にいろいろと言われて大変に感じてくるので、共通の人間関係ができてくるんです。

そうした中、検事に調書の内容について「こんな強く書かれたら困ります」と言っても、「石川さん、ここまで強く表現しないと上が納得しないから」と言われ「大丈夫、小沢さんは起訴にならないから」ということを示唆されるわけです。

──5月17日の再聴取でもそういうやり取りはありましたか?

ある程度あったとは思いますが、実のところ、自分の事情聴取を自分で聴くのはいやなので、内容は聞いてないんです。記憶にあるものはお答えしていますが、あとは弁護団にお任せしています。

── 聴取の中で圧力を感じましたか?

検察としても、強制起訴になると検察官が不起訴としたものを審査会が強制起訴にするわけです。そうすれば検察批判もおきます。私としても小沢さんが強制起訴されない方がいいと考えている。そこで検察側と小沢さん側で利害が一致しているということです。だから「(調書の内容を)変えるのはよくない」ということは言われました。

── 公判では検事は収支報告書の記載の悪質性について主張してくると思いますが、石川さんは違法性の認識はなかったのでしょうか?

違法性の認識があれば立候補していません。検察側としては汚い金があったから隠したかったとしたいのでしょう。私は、不動産の登記をずらすことは司法書士に確認して「仮登記してから本登記したのならいい」ということを聞いた上で手続きを行っています。公判でも違法性の認識がなかったことを主張したいと思っています。

(構成・文責:《THE JOURNAL》編集部)



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