東京地検特捜部が石川元小沢氏秘書の自白を誘導 

  • 2011/01/15(土) 07:59:23

朝刊を読むと、東京地検特捜部が小沢氏の元秘書石川知裕衆院議員が「(逮捕段階と)違う供述をすると審査会の印象が悪くなり、小沢さんも不利になる」「それじゃ上が納得しないんだよ」などと自白を特捜部検事から誘導されていたことが、石川氏が録音していたICレコーダーから明らかになったという。石川被告は聴取内容すべてを持参したICレコーダーでひそかに録音し、起訴内容を否認、自身の供述調書の信用性を争うため、年明けの公判前整理手続きで東京地裁に書面化したやりとりを証拠申請した。

特捜部の取調べに誘導があったということはこれからはっきりするだろうし、特捜部が小沢氏の政治生命を絶つために秘書を逮捕し、無理やり特捜部に都合がいいように供述を誘導していた事実が今後の裁判で判明すれば、これは特捜部だけの問題で終わらせられることではない。

誰の命令でどのようなストーリーに基づき行われたのか、陥れようとした者の存在まであぶりだされなければ、これからも冤罪に泣く人たちが救われないことだろう。


東京地検特捜部が自白を誘導 小沢氏の元秘書が録音

http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011401001028.html 

収支報告書虚偽記入事件で小沢一郎民主党元代表に対する東京第5検察審査会の1回目の議決を受け、東京地検特捜部が昨年5月、政治資金規正法違反罪で起訴した元秘書の衆院議員石川知裕被告(37)を任意で再聴取した際「(逮捕段階と)違う供述をすると審査会の印象が悪くなり、小沢さんも不利になる」と自白を迫っていたことが14日、関係者への取材で分かった。

 石川被告は聴取内容すべてを持参したICレコーダーでひそかに録音。起訴内容を否認し、自身の供述調書の信用性を争うため、年明けの公判前整理手続きで東京地裁に書面化したやりとりを証拠申請した。

 担当検事が「それじゃ上が納得しないんだよ」などと誘導的な取り調べをしていた実態が記録されている。 2011/01/15 02:02 【共同通信】

毎日jp

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110115k0000m040133000c.html
陸山会事件:石川議員が再聴取を録音 「自供誘導」主張へ

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、小沢氏を「起訴相当」とした検察審査会の1回目の議決(昨年4月)を受けて昨年5月、元秘書の石川知裕衆院議員=同法違反で起訴=が検察に再聴取された際、取り調べの模様を録音していたことが分かった。関係者によると、捜査段階で容疑を認める供述をしたとされる石川議員に、検事が「勾留中の供述と任意調べの供述が変遷すると検審に悪い影響を与える」などと、認めた供述を維持するよう迫ったという。

 石川議員は2月7日の初公判で起訴内容を否認する方針。供述は誘導されたもので、信用性や任意性を否定するものとして録音した内容を書面化し、公判前整理手続きの中で裁判所に証拠申請している。大阪地検特捜部を舞台にした一連の事件を受けて設置された法相の諮問機関「検察の在り方検討会議」でも議論の対象となることが予想される。

 関係者によると、再聴取は昨年5月17日に東京・霞が関の検察庁舎で約5時間にわたり行われた。石川議員は元外務省主任分析官の佐藤優氏のアドバイスでICレコーダーを忍ばせたといい、冒頭で検事から「録音をとってないよね」と確認されたという。

 この中で検事は「石川さんが全面否認で来るならやってやろうじゃないか。特捜部は徹底抗戦する」などと発言。石川議員が「小沢さんが、いかがわしいお金を集めて(土地購入の原資とされる)4億円をつくったなんて認められない。4億円を隠そうと思ってやったのではない」と否定すると、検事は「それでは上が納得しない」などと話したという。

 さらに検事は「石川さんも(小沢氏の)強制起訴は望まないだろう。保釈後の供述を変えたとなると、小沢さんから強い圧力があって供述を変えたと検審は見る。そうすると強制起訴になってしまう」と話したという。

 検察側は捜査時、水谷建設元幹部が石川議員に渡したと供述した5000万円を土地購入原資の一部と見ていたが、石川議員は一貫して否定。一方で石川議員は「表にできないお金だと思い隠した」などと供述した調書にサインをしていた。

毎日新聞 2011年1月15日 2時30分

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