報道オンブズマンから見た小沢氏の激白とフジ・産経にもいた冷静分析できるジャーナリスト

  • 2011/01/09(日) 22:27:45

 民主党議員は、マスコミの誤報、捏造、検察のリーク情報によるでっち上げ・冤罪などについてどのように考えているのだろうか?今の内閣による小沢氏を悪役に仕立てそれをやっつけることに精を出している現状については、「菅さんは自分では光ることのできない人」http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1114.htmlで書いた。こんなことに精を出すくらいならば、国民の生活を何とかしようと挙党一致でのぞむ民主党であって欲しいと誰もが思うのだが、民主党議員は果たしてどうなのだろうか?

このような状態で選挙をすれば、民主党はなくなる。民主党つぶしをねらって小沢一郎という政治家さえいなくなれば、民主党消滅などたやすいと踏んだ勢力に今の内閣はのせられているとしか思えない。それとも、分裂させて自民党を動かしていたときと同じく意のままにしたいという勢力に、おくりこまれてきた者なのだろうか?

民主党議員は、なぜ黙っているのだろうか?立ち上がらないのだろうか?明日のデモに参加してみてはどうだろうか?市民の思いのわずかでもわかるはずだから。

 「報道オンブズマン」に小沢氏の週刊ポストでの120分の激白が載っていた。「(マスコミ報道・政権と国会の“小沢叩き”偏向について)ゲッペルスだね。とても異常で危険なことです。国会議員が自分の責任と使命とを自覚して行動しないと民主主義は成り立ちません。特に政府・与党の重要な地位に就いた方々は、古い言葉で言えば天下国家、天下万民のことを考え、王道を歩まなければならない。」という言葉を民主党議員はよく聞いてもらいたい。

そして、
「逆にあの政権交代は何だったんだというような言われ方をしている。でも日本に民主主義を定着させるためには、この民主党政権は絶対に失敗させられないから、たとえ自分自身がどんなに言われようとも、何とか成功させたい、その一念ですね。」
という気持ちの立ち返って、挙党一致でのぞめないなら、今の内閣にお引取り願うこともいたしかたないと思わざるをえない。このまま行ったら、自民党政治よりもはるかに悪政となるとしか思えないからだ。

 また、「産経ニュース」高橋昌之の 「小沢氏が政倫審出席に応じない理由 」は、産経にもこのように冷静に分析できるようなジャーナリストがいるんだと思える内容だった。

「対立状態にある小沢氏を政治的に抹殺してしまえば、自分たちのグループが民主党内をおさえて、政権を自由に動かせるという「政治的思惑」があるわけです。現在の党執行部の全員が、そう考えているわけではないでしょうが、一部にそういう思惑があるのは間違いありません。

そうした「政治的思惑」がある以上、小沢氏が国会招致に応じれば、党執行部の一部にある「小沢潰(つぶ)し」の術中にはまって、民主党内の権力闘争に敗れることになります。小沢氏は何も権力が欲しくて闘争をしているわけではなく、自分が中心とならなければ民主党政権をきちんと運営していけないと考えています。それだけにこの権力闘争に敗れるわけにはいきません。だから、小沢氏は出席に応じないのだと、私は思います。」

この言葉は、現状を最も的確にあらわしていると思う。政倫審出席問題が先に述べたような「権力闘争の手段」に使われていることに問題があるのだ。そして、このようなことをしているうちに、やがては民主党は消滅してしまうのだ。党大会にぶつけて強制起訴などすれば、現政権だけでない、民主党政権の終焉を見るのは明らかである。

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報道オンブズマン日本
http://gomisoji.web.fc2.com/
マスコミの誤報、捏造、検察のリーク情報によるでっち上げ・冤罪を監視


☆マスコミは戦時中真実を報道しなかっただけでなく
  世論を捏造した事を忘れてはいけません
☆マスコミは世論を捏造し、自社の既得権益を守る為
  に政治に介入してはいけません
☆マスコミによって冤罪事件がつくられてきた歴史を
  誠実に反省しなければいけません
☆今のマスコミが世論の代弁者であるとは言えません


小沢一郎、激白120分

週間ポスト2011年1月7日号、抜粋

http://gomisoji.web.fc2.com/index7.html
 現状の民主党の政権と政治がこのまま続くとすると、国民の政権交代への期待を損なってしまう可能性が非常に高いという心配を私自身強く持っております。

人間のやることですから、100%言ったとおりのことができないのはままあることです。けれども、09年の夏、あれだけ国民が勇気を奮って政権交代を選択した。特に日本の国民は大きな変化を嫌う国民性ですから、半世紀以上も続いた政権を変えるという決断は大変な勇気を必要としたと思うんですね。そんな決断をしてまで民主党政権に期待した。

そして、我々は何としてでも国民の生活を守っていくという民主党政治の理念と目標として、「国民の生活が第一」を掲げて支持を得た。

ところが、いま1年半近くになんなんとするんだけれども、最近とみに国民には民主党大義の旗が見えなくなりつつある。
非常に残念に思います。

やはり我々は、最後まで理想の旗を高々と掲げて、国民と約束した目標に向って一生懸命に努力する。
その姿こそが尊いのではないかと思うんです。総選挙の初心に返って、本当に国民の期待する政治、政策を実行していかねばならない。

民主党は皆、政権の座にきちんと着いて政権を動かしたという経験がない人ばかりだから、無理もないと言えば無理もないんですけれども、しかし実際に資質や能力が欠如しているところはあっても、一生懸命それを補って、努力と誠意でがんばる姿勢が必要じゃないかと思います。

民主党政権の現状では多分、官僚諸君も困っているんじゃないか。それくらい深刻な状況にあると思っています。

肩が痛かったり、腰が痛かったりね(苦笑)、身体はまあ大丈夫だけれども、なるべく新聞・テレビは見ないようにしている。
時々思いますよ、もう面倒くさいと思う。もういいや、と。でも達観しているんですよ。天の命ずるままにする。
天に必要とされれば生かしてくれるだろし、必要とされなければ去ればいい。
けれども、とにかく2大政党制が両方ともだめになると、日本の政治が混乱して、怖ろしい事になりますからね。

欧米でもネオナチの支持がどんどん増えているでしょう。日本の場合、もっと極端になりますよ。そうなると民主主義はお終い。日本の将来はなくなっちゃいますから。

まあ、ちょっとね。民主党と合併した時から思っていたことだけれども、民主党は党内政局レベルの発言が多すぎるんですよ。けじめというものがないんです。やはり党や政府の重要な役職に就いたら、普段は派閥の会合なんかに出ちゃいかんのです。基礎的な訓練というか資質が問題というか、ぽっとなっちゃったからそういうものが欠けているんじゃないでしょうかね。

だから国民にも役人にもバカにされちゃう。「(民主党には政権担当能力が)欠けていると、みんながそういっている」と(3年前の大連立問題の時に)言ったんだけれども、現実にこのままだとやはりそうじゃないかという話になりかねない
何とかしないといかんでしょうね。(略)

(マスコミ報道・政権と国会の“小沢叩き”偏向について)ゲッペルスだね。とても異常で危険なことです。国会議員が自分の責任と使命とを自覚して行動しないと民主主義は成り立ちません。特に政府・与党の重要な地位に就いた方々は、古い言葉で言えば天下国家、天下万民のことを考え、王道を歩まなければならない。

60年間も本格的な政権交代がないなんていうことは、民主主義ではあり得ない事なんです。そのことに気が付いて、国民が大英断を下したわけだから、それにきちんと応えて実行してくれる政治家がいれば、ぼくはもうゆっくり隠居して遊んでいればいいんだけれども、どうもいまのままだと国民から評価されない。

逆にあの政権交代は何だったんだというような言われ方をしている。でも日本に民主主義を定着させるためには、この民主党政権は絶対に失敗させられないから、たとえ自分自身がどんなに言われようとも、何とか成功させたい、その一念ですね。

産経ニュース 2010.12.19 12:00
http://gomisoji.web.fc2.com/index5.html

【高橋昌之のとっておき】
小沢氏が政倫審出席に応じない理由
民主党内では今、「政治とカネ」の問題をめぐって、小沢一郎元代表の衆院政治倫理審査会への出席問題が最大の焦点となっています。党執行部側が議決をしてでも小沢氏を出席させようとしているのに対し、小沢氏は出席に応じない姿勢を崩していません。この成り行きによっては党分裂、小沢新党につながるのではないかとみられているだけに緊迫の度を増しています。

しかし、私は恐らく、小沢氏は現状では出席に応じないと思いますので、今回はその理由を私なりに分析してみたいと思います。

私は小沢氏がやましいところがあるために、衆院政治倫理審査会や証人喚問を恐れて応じないのではないと思います。現に小沢氏は9月の民主党代表選の際に、国会での「政治とカネ」をめぐる説明について、「国会で議決されれば応じる」と表明しています。小沢氏が応じないのは、別の理由があるからだと、私は見ています。

その第1の理由は、現在の菅直人首相をトップとする民主党執行部が小沢氏の国会招致を実現しようとしていることについて、「小沢氏を政治的に抹殺しよう」、あるいは「小沢氏に厳しい態度をとることで内閣支持率を上げよう」という不純な動機を感じているからだと思います。

実際、現在の党執行部は、小沢氏に批判的な、いわゆる「反小沢グループ」が中心を占めています。党幹部からは「小沢氏を衆院政治倫理審査会、さらには証人喚問に引きずり出せば、政治的にイメージダウンさせることができ、さらに偽証罪に問えれば、小沢氏を政治的に抹殺できる」との声も聞こえてきます。

つまり、対立状態にある小沢氏を政治的に抹殺してしまえば、自分たちのグループが民主党内をおさえて、政権を自由に動かせるという「政治的思惑」があるわけです。現在の党執行部の全員が、そう考えているわけではないでしょうが、一部にそういう思惑があるのは間違いありません。

そうした「政治的思惑」がある以上、小沢氏が国会招致に応じれば、党執行部の一部にある「小沢潰(つぶ)し」の術中にはまって、民主党内の権力闘争に敗れることになります。小沢氏は何も権力が欲しくて闘争をしているわけではなく、自分が中心とならなければ民主党政権をきちんと運営していけないと考えています。それだけにこの権力闘争に敗れるわけにはいきません。だから、小沢氏は出席に応じないのだと、私は思います。

事実、小沢氏自身も15日、都内のホテルで開かれた「小沢一郎政経フォーラム」で、衆院政治倫理審査会への出席について「政倫審に出ることは拒まないし、国会がうまくいくのなら政倫審に出てもいいが、うまくいく見通しがない。内部でもめているのはいかがなものか」と述べています。

第2に、そもそも衆院政治倫理審査会で議決して、小沢氏を呼ぶことができるのかどうかという問題があります。衆院政治倫理審査規程第2条によると、まず審査の申し立てをするには25人の委員のうち3分の1以上が必要です。

そして、申し立てには「申立書に(呼ぶ)議員が行為規範等の規定に著しく違反していることを明らかにした文書を添えて、審査会の会長に提出しなければならない」と定められています。そのうえで、申し立てを受けて開催するには「出席委員の過半数による議決を要する」となっています。それで審査会は初めて開かれます。

つまり、小沢氏の審査の申し立てをするには「小沢氏が行為規範等の規定に著しく違反していることを明らかにした文書」を提出しなければならないのです。民主党執行部は「議決してでも小沢氏を呼ぶ」としていますが、小沢氏が行為規範等の規定に著しく違反しているという具体的な事実を、文書で示すことができるでしょうか。

小沢氏は自らの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検の捜査を受けましたが、2回にわたって不起訴となりました。ただ、東京第5検察審査会が2回の起訴相当の議決をしたため、来年早々にも強制起訴される見通しです。

しかし、それは刑事事件の裁判を受けるということであって、有罪になるか、無罪となるかは分かりません。ですから、このこと自体は国会議員としての「行為規範等の規定に著しく違反している」ということにはなりません。それ以外に、小沢氏が国会議員としての行為規範等の規定に著しく違反しているという事実はあるでしょうか。私が見る限り、それはないと思います。

民主党執行部がこの衆院政治倫理審査規程を分かったうえで「議決してでも小沢氏を呼ぶ」と言っているのかどうか分かりません。あるいは「申立書はどうとでもでっち上げられる」と思っているかもしれません。しかし、そのような申立書なら、小沢氏は「申立書に瑕疵(かし)がある」と主張して、出席を拒否するでしょう。

したがって、いずれにしても小沢氏は政倫審には出席しないと思います。そのときに民主党執行部側が「議決にさからって出席しないのは許せない」と、小沢氏に離党勧告を突きつけるかもしれません。そうなれば当然、小沢氏を支持する議員は猛反発し、場合によっては小沢氏とともに集団離党、新党結成に踏み切るかもしれません

一般の国民の方々からしてみると、「小沢氏はやましいところがないのであれば、堂々と国会に出てきて説明すればいいじゃないか」ということになるかもしれません。しかし、小沢氏にとっては、政倫審出席問題が先に述べたような「権力闘争の手段」に使われている以上、それに応じるわけにはいかないということなのです。

12日に行われた茨城県議選で、民主党は6議席という大惨敗を喫しました。6月に菅政権が発足してから、民主党は国政選挙、地方選挙ともに連戦連敗です。各種報道機関の世論調査でも、民主党の支持率は自民党を下回ってきました。

今回の小沢氏の政倫審出席問題をめぐる民主党のドタバタぶりを見て、「政府・民主党はそんなことでぶつかっているより、内政、外政ともにやるべきことはもっとあるはずだろう」、「こんなガタガタしている民主党には政権を任せられない」と、憤っている国民の方々も多いと思います。

民主党は政権を担っているのですから、もういい加減に親小沢か、反小沢かなどという属人的なコップの中の争いはやめてほしいと思います。それよりも一致結束して国家、国民を第一に考えた政治に全力を注ぐべきではないでしょうか。それができなければ、いずれ民主党は政権を失うことになるでしょう。

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菅さんは自分では光ることのできない人

  • 2011/01/09(日) 13:09:12

 東京新聞の「本音のコラム」と「新即興政治論」を読んで、面白かった。『「菅 直人・小宮山洋子」の正体見たり!』http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1110.htmlで書いたように、今の内閣を見ていると、自民党の背後にいて自民党を動かし利権を得ていた勢力が民主党にも紛れ込み民主党を分裂させ混乱させて真の意味の政権交代を果たさせなくしているのに、何も気づかず意のままに動かされているように思う。代表選の時の菅候補の演説は、民主党議員が亡き石井紘基議員のことを出せば支持を得られると見越して話しているものの、石井議員のことを心から思っているという情の部分がなく、「あれっ?」と思ったものだった。

今の菅さんは、「総理というのは衆議院では不信任しない限り、他人が辞めさせることはできないと、意欲を語っていた。」と本音のコラムにあるように、権力にあぐらをかき、自分の権力を維持することに追われ、民主党のことなど考えていないように思う。挙党一致で自民党政権を倒したのに、自分だけ成し得たように勘違いしているように見える。菅さんが小沢失脚に全力をかけているのが恐ろしいことだ。何が小沢失脚によって、政権を操ろうとしているのかに思いを馳せることができないで、自滅の道を歩んでいるとしか思われない。それは同時に民主党がなくなる日だ。

「新即興政治論」で、「菅さんは自分では光ることのできない人。プロレス的で、相手がいて初めて名勝負が成立する。」と述べている。「菅さんは批判してなんぼの人。批判する対象がないと、どうにもならない。小沢さんという敵をつくることで自分たちを正当化し、まとめていこう、ということなんでしょう。小沢さんというヒール(悪役)がいて、クリーンというパフォーマンスができる。」

「国民は小沢さんにもうヒールとしての魅力を感じていない。「終わった人」との感があるんじゃないですか?すでに党代表選で実現したカードで、菅さんも過剰な期待をしすぎ。それに今の政権は小沢さんの選挙戦術で勝ち取ったわけですから、小沢さんの否定は、自らの政権も否定することにつながります。」

 小沢さんを悪役にして成り立った政権は、いつまでも小沢=悪役でいてもらわなければ権力を維持できないが、国民がこれに気づき市民運動が起き始めたので、揺らいでいるということになる。菅さんが向かうのは小沢失脚によって自民党時代と同じ利権で動こうと民主党消滅をねらっている勢力で、小沢さんではないはずだ。

尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる対応の頼りなさや消費税発言やにも国民は失望し、「自民党と同じだと。その段階で終わった。同じなら慣れている人たちの方がいいですから」と、小沢攻撃でクリーンさをアピールする以外に何も中身がないことがわかりはじめたといってよい。また、主義主張の違う他党にやたらエールをおくり、どの党からも見放されている八方塞がりの状態だ。一貫性もない。

民主党員を悪役に仕立てて己の権力を固持しても、そんなのは両院総会や党大会で見抜かれ、民主党員からも相手にされないはずだと思っている(民主党議員がなぜ政権交代を果たそうとしたのかという思いと国民の生活を第一に考えていればだが)。今の状態で選挙に臨んでも誰も国会に帰ってはこれないだろうから。

首相自ら仕掛けることのできるテーマはほとんどなく、ただ運のよさとマスコミの応援だけでここまできたが、それを見抜いた市民がついに立ち上がるということになる。日本を守れる政治家をこんな中身のない政権に失脚されることがあっては断じてならない。党大会にぶつけて、仕掛ける勢力が小沢強制起訴をもってくることも考えられる。それが心配だ。だが、今私にできることをする!誰かを悪人に仕立て成り立つ政権など、いらない!市民よ!立ち上がろう!明日のデモにいざ出陣!

書き写し=====================================
東京新聞本音のコラム 「菅首相のやる気」
山口 二郎
 年が改まるとともに、菅首相が突然やる気を示すようになった。直接的な引き金は、小沢一郎氏の資金問題をめぐる決着を自らつけようということだろう。
 
 本欄でも再三菅首相が何をやりたいのかわからないと批判してきたので、ともかく首相が政権運営の強い意欲を示すようになったこと自体は歓迎したい。実は、昨年末、久しぶりに首相と議論する機会を得た。その時首相は、就任以来半年間は、参院選、小沢氏との代表選争い、臨時国会、外交日程などで追いまくられ、じっくりものを考える余裕がなかったと言っていた。

 政治家にはそんな言い訳は許されないとはいえ、それも本音だろうと思った。そして、総理というのは衆議院では不信任しない限り、他人が辞めさせることはできないと、意欲を語っていた。

 問題はその意欲をどのような方向に発揮するかである。小沢氏の問題は、通常国会でまともな政策論議を行うための前提であって、それ以上の話ではない。自民党は新年早々倒閣、解散に追い込むと宣言しているので、平穏な政策協議など期待できないだろう。通常国会での戦いにあたって、首相は政権交代の原点に戻り、自民党政治のどのような部分を否定するのか、どのような政策を転換するのかを明らかにし、徹底的に論戦を展開するしかない。(北海道大教授)


新即興政治論
今年、菅首相の進むべき道は 

作家・教育評論家 後藤武士 
   聞き手・西川裕二

小沢氏以外の「標的」を

(略)
西川  小沢氏への対応など、首相の決断力が問われています。

後藤  菅さんは批判してなんぼの人。批判する対象がないと、どうにもならない。小沢さんという敵をつくることで自分たちを正当化し、まとめていこう、ということなんでしょう。小沢さんというヒール(悪役)がいて、クリーンというパフォーマンスができる。

西川  期待するほどの効果はない気がします。

後藤  国民は小沢さんにもうヒールとしての魅力を感じていない。「終わった人」との感があるんじゃないですか?すでに党代表選で実現したカードで、菅さんも過剰な期待をしすぎ。それに今の政権は小沢さんの選挙戦術で勝ち取ったわけですから、小沢さんの否定は、自らの政権も否定することにつながります。衆院解散・総選挙で民意を問わないとおかしい。

西川  小沢氏の問題以外にも、支持率下落の原因はたくさんあります。

後藤  一番は尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる対応。頼りなさとか、どちらを向いているのか分からないとか。首相の消費税発言やマニフェストをひっくり返したことにも国民は失望した。自民党と同じだと。その段階で終わった。同じなら慣れている人たちの方がいいですから。

西川  社民党に秋波を送る一方で、同党と政策的に相いれない、たちあがれ日本に連立入りを打診するなど、一貫したものが感じられません。

後藤  今は幕末、太平洋戦争後に続く第三の戦国の時代。過去二回は外圧によって日本のシステムがたたき壊された。そんな時、政局で右往左往する前に政策があるべきです。同じ考えを持つ人たちが組むべきで、理念の違う人が共闘するのは逆転している。本人たちも相当やりにくいでしょう。おかしいと思っていても、しがらみがあって再編できないでいる。

西川  首相は政策面で指示を連発しています。

後藤  内政での支持率アップは難しいでしょう。これというものが出せる状況にない。でも、外交ではひょうたんから駒があるかもしれません。尖閣では失敗したが、有事の際の危機管理をうまくやれば評価は大逆転する。危険も伴いますが。

西川  首相自ら仕掛けることのできるテーマはほとんどありません。

後藤  今のところは期待できないでしょう。ただ、菅さんは運がいい人。小沢さん以外に攻撃する標的を見つければ、批判のパフォーマンスは一流なので、一気に人気を取り戻す可能性はあると思います。

西川  競い合う対象は野党だったはずです。

後藤  菅さんは自分では光ることのできない人。プロレス的で、相手がいて初めて名勝負が成立する。自民党にとっては、カリスマ性のある指導者がいないことが不幸中の幸い。いれば菅さんにとって格好の標的になっていたことでしょう。

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立川「頑固一徹」と「ごはんや農家の台所」

  • 2011/01/09(日) 10:22:27

 立川へ行く途中、立川若葉町「頑固一徹」で、長崎ちゃんぽんと皿うどんを。とても混んでいて待たされたが、美味しかった。久しぶりにとんこつのだしの効いた美味しいちゃんぽんや皿うどんを食べた思いだ。

立川はとても吉祥寺のようなにぎやかな大きな町で、ショッピングをするのには困らない。立川高島屋のレストラン「ごはんや農家の台所」へ。農家と提携していて自然農法の野菜を仕入れて、レストランで調理している。新鮮で安心して食べられる野菜が全国からとどけられる。

にんじんなどとても甘くあの野菜のにおいがある。生たまごがついてくる。とれたての卵をご飯にかけて食べるたまごかけごはんは、ごはんがお櫃に入れられて運ばれてくるが、お米がふっくらしていて美味しく炊けている。

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