滑り出し順調なサンデーフロントラインとメンバー刷新すべきサンデースクランブル

  • 2010/04/05(月) 13:34:24

田原総一朗のサンデープロジェクトが終了し、小宮悦子のサンデーフロントラインという番組が始まり、その一回目を見た。
http://www.tv-asahi.co.jp/s-frontline/index.html


 キャスターの田宮悦子に、メインコメンテェターの藤原帰一東京大学大学院教授・姜尚中東京大学大学院教授、星  浩  朝日新聞編集委員・福本 容子 毎日新聞論説委員、サブキャスターの平石 直之・小川 彩佳という顔ぶれで、

第一回目は民主党前原 誠司 国土交通大臣・長妻 昭  厚生労働大臣・枝野 幸男 行政刷新担当大臣に、「支持率急落の中・・・鳩山内閣期待の3大臣に聞く!鳩山内閣の支持率は急落。さらに日本を取り巻く政治・経済の状況は予断を許さない。そんな日本の未来に重責を担う3人の重要閣僚を招き、国民の支持をどう回復するか、そして山積する様々な問題にどう対処していくのか、徹底追及する」として、意見を聞いていた。

 また、古川 元久 国家戦略室長・市川 眞一 クレディ・スイス証券 チーフ・マーケット・ストラテジストに、電気自動車導入による政府の取り組みを特集として取り上げていた。

「産業界に激震!?・・・EV(電気自動車)が日本を変える。日本の重要な基幹産業である自動車業界に大きな変化が訪れようとしている。予想を超えたスピードで、電気自動車本格導入の流れが世界で胎動をはじめている中、日本はこれまでのようにこの分野をリードしていけるのか!?業界の対応は、そして政府の取り組みはどうなのか徹底取材!」

また、さらに日産のゴーン社長に小宮キャスターが、「日本の自動車産業は、そして我々の生活はどう変化していくのか?その実情に迫る。」として、取材していた。


初回にしては、順調な滑り出しだと思った。
メインコメンテーターの藤原・姜 氏が、穏やかな論調で分析しながら、民主党議員と話を進めていたのに好感が持てた。ただ、サンデープロジェクトからひきつづき出演している朝日新聞のワシントン特派員だった星 浩氏のコメントには首をかしげるようだった。

 また、小宮キャスターの「けんかをしかけられなかった。」と残念そうに言っていたのには、言葉を間違えているのではないかと思った。

キャスターたる者、「けんかを仕掛け、冷静に議論させないようでは困る。親子げんか、友達とのけんかのようなレベルでテレビの番組運営されては困る。あえて言うなら、出演者の本音を引き出し、議論させるということだろう。政権交代後、サンデープロジェクトを始めとし、出演者がそろって一斉にゲスト(主に民主党議員)攻撃し、落ち着いて話させない番組の不愉快さには、マスコミ不信を抱いていただけに、やっと普通の状態に戻ったと思えた。

 

 それに比べて、サンデーフロントラインに続いて放送された「サンデースクランブル」のあいかわらずの眉をひそめるような内容。


メインキャスターの佐々木正洋・長野智子、コメンテーターの黒鉄ヒロシ・テリー伊藤、政治アナリスト 伊藤惇夫が出演していた。
http://www.tv-asahi.co.jp/sundayscramble/
伊藤敦夫は、
 「1973年自民党本部勤務、以後、主に広報を担当。89 〜92年には自民党政治改革事務局主査補として「政治 改革大綱」等の作成にあたる。1994年自民党本部退職、1995年新進党事務局勤務。総務局企画室長、1996年新進党退職。太陽党結成に参加・事務局長、1998年民政党結成 事務局長、1998年民主党結成 事務局長、2001年民主党退職。」

とその職歴にあるから、自民党も民主党のこともよく知っていると思われる。元民主党裏方 、新進党失敗で小沢に苦い思いがあるようだと書かれているブログもある。

 この日の内容は、「与謝野氏と電撃離党!園田氏が緊急生出演!”新党”狙いは!? 剛腕”小沢流選挙に地方がNO!”対立の現場”静岡を徹底取材!。 追跡!消えた韓流ファン女性の謎 。黒鉄ヒロシの千思万考〜織田信長◆廚箸いΔ發里世辰拭

 政権交代後特に激しくなっていく民主党バッシング。その中でも、冷静に分析し論を進めるのではなく、「民意」とか「国民が」を振り回し、激情しながら悪人を追い詰め、懲らしめている正義の人というようなスタンスで発言するテリー伊藤には、吐き気すら覚える。


テレビという場で、それだけのことを言わせる佐々木や長野メインキャスターには、メインキャスターとしての資格などない。

佐々木は「報道・ワイドショーの突撃レポートでは、とことん追求する報道魂を発揮」とあるが、このようなテレビプロデューサーの仕事をしているテリー伊藤に言いたいことを言わせ攻撃させることを目的として出演させているのだろうか?アメリカ合衆国 ニュージャージー州 出身の長野智子ともどもこれでもメインキャスターなのかと思う。即刻お引取り願いたいと思った。

黒鉄ヒロシや伊藤敦夫はまだ議論の余地がある言い方をしているが、ある時から朝日新聞もテレ朝もおかしくなって、それまでこれらを支えてきた購買層や視聴者が離れていっているのに気づいているのだろうか?そんな時のサンデープロジェクトの終了だったから、21年続いたこの番組も限界に達していたのだろう。

 私の友達にも、就職してから定年をそろそろ迎える現在まで新聞は「朝日」と決めて、他紙はとらない者がいたが、その友達もここへきて朝日新聞をとるのをやめた。麻生政権のときのコピーライターが、朝日の現役記者だったり、丸川珠代のようにテレ朝のアナウンサーから自民党に入り、それなりのコネができ、「権力にくらいつき、真実を暴き出す」新聞の使命から権力(経営者として新聞を売る)ことが優先するようになったのかもしれない。

売ることのために、新聞やテレビというマスメディアの果たす役割を忘れた時、テレビや新聞はなくなるだろう。

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