35 なぜこの時期に小沢捜査なのか?告発した市民団体とは?

  • 2010/02/05(金) 20:42:08

2月5日石川議員ら保釈


 小沢幹事長不起訴、石川議員らも保釈され、毎日やりきれない思いでマウスを握りマウスだこに悩まされながらも、書かずにはいられないと書き続けたけれど、ほっと一息つけたかなという気がする。

 それにしても、この告発した行政書士や元新聞記者による東京都内の「真実を求める会」<夕刊フジ22日>というのはどのような団体なのか?調べてもさっぱりわからなかったが、ようやく書かれているブログに出合った。この団体はさらに検察審議会に提訴するといっているが、それなら記者会見でもしてどんな団体かあきらかにしてほしいと思う。

 また、政権交代に伴い、旧政府の機密費についての告発を特捜部にしているが、これが受理されるかも見ものである。公平に受理し、場合によっては捜査するかどうか特捜部の判断が問われることとなるといってよいといえるだろう。


世に噛む日日

http://eiji008.blog19.fc2.com/blog-entry-8.html
「真実を求める会」の真実を求める

2010 26 Jan.

今日、ランチを食べながら、テレビ朝日の「ワイドスクランブル」を見ていて「ああ、そういうことだったのか!」と、頓悟したところがあった。

ワイドショーのコメンテーターとして頻繁に登場し、法律関係の解説者として重宝がられている、ヤメ検弁護士の大澤孝征氏が、開口一番、小沢氏を「被告発人」として調書に署名捺印させたことで、「東京地検特捜部は、『してやったり』と思っているはずだ」と言ったのだ。

たしかに参考人として聴取するのと、被疑者として聴取するのは、天地ほど違うらしい。「二通、署名捺印した」と、小沢氏は記者会見で明らかにしたのだが、被疑者扱いとなると、その内容に今後、小沢氏は縛られ、事実と違う部分があれば、「偽証」の罪も問われるというのだ。

検事は「告発人が存在するので・・」という言い方で、小沢氏に被告発人としての聴取であることを宣言したうえ、黙秘権にかんする事項を説明したことが明らかになっている。

土曜日の会見でそのことをきいたとき、僕は、その告発をしたという団体が、てっきり、昨年秋に突如としてあらわれた謎の団体、 「世論を正す会」のことだとばかり思っていた。しかし、よくよく考えてみれば、この会は、石川氏をはじめとする小沢氏の当時の秘書しか告発していない。

では、小沢氏本人を告発したのは誰か・・そう、、聴取の前日になって、またまた突如としてあらわれた、 「真実を求める会」なのだ。 例によってこの「真実を求める会」は、まったく検索に引っかかってこない。どういう経緯で生まれ、どういう人物が代表で、どういう活動をしているのか、市民団体である以上、ネット上にその情報が皆無ということが、信じられない

そして、昨日も書いたとおり、報道各社の一社たりとも、この団体の実体について、突っ込んだ情報を報道しない。まるっきり、無視している。
事情聴取を要請→小沢氏、聴取を受け入れ→「真実を求める会」が小沢氏を刑事告発→検察、小沢氏を「被告発人」として聴取・・・。
実に巧妙に仕組まれた筋書きだ。


今まで、たとえば野党が、与党自民党の政治家を告発したとき、検察はなかなか受理せず、告発状をいつまでもたなざらしにしていたのに、このケースに限って、実体のはっきりしない「市民団体」が、聴取前日に告発したものを即刻受理するという、まことに不可解な動きを示している。


そうか、この会ってのは、検察か、はたまた、マスコミが、小沢氏を「被告発人」として聴取するためだけにわざわざデッチあげた団体ということなのか。

今頃わかったの?と言われるかもしれない(笑)
僕程度の者が、容易に推測できるほど、稚拙な三文芝居なのかもしれない。しかし、不透明で思いっきり怪しい動きであることは間違いない。
これは小沢氏をハメるための罠だったのか。
検察出身の敏腕弁護士が小沢氏についているということだから、簡単にそういう罠にハマるとは思わないのだが・・。

大澤弁護士について補足。
徹底して、東京地検特捜部の肩を持つ大澤氏は、同じ番組にコメンテーターとして出演していたテレ朝編集委員の川村晃司氏の、「小沢氏の会見を受け、次は現職国会議員を形式犯で逮捕したということに対する検察当局の説明責任が求められている」という正論に対して、猛然と噛み付いた。

いわく、「検察に説明責任はない。逮捕状を発行したのは裁判所だ。」(じゃあ、裁判所も説明責任が求められているよ、と僕はテレビ画面に突っ込んだ)
いわく、「捜査中は極秘に動かなければならない、説明のための会見などもってのほか」(その極秘であるべき事柄を、マスコミ各社に、微にいり細にわたってリークしたのは誰なんだ、と、また僕はテレビ画面に毒づいた)
こういう売名電波芸者弁護士が、旧勢力の走狗になって、大衆を惑わせることは、絶対に許されるべきことではない。

しかし、ここ数日、急に「関係者」からの情報が途絶えたような気がする。
「リーク」云々を言われる中で、さすがにマズイと思って、マスコミが自己規制しているのか。
はたまた、検察がある思惑を持って、リークをやめたのか、そのどちらだろうか。

The  Diary After Retirement

小沢氏を告発した市民団体

: 2010.1.26
http://pub.ne.jp/newjei/?entry_id=2697339
 
小沢一郎を告発した市民グループ「真実を求める会」について,マスメディアからは何の情報もない。NETをあさり,たどり着いた阿修羅
http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/696.html
にある情報は,
〆鯒秋登場した「世論を正す会」 。この会は,石川氏をはじめとする小沢氏の当時の秘書を告発。

⊂沢聴取の前日になって,突如としてあらわれた 「真実を求める会」
この内実が,何なのか?依然として分からない。前日告発をして,「被告発人」としての事情調査なら多分に「嵌められた」 感が強い。

上記「阿修羅*」の諸々の記事を読むと,極右(反韓)系が「外国人地方参政権法案」をめぐって民主党への攻撃として行ったとする言説が浮かび上がる。これは非常に合理的で腑に落ちるものがある。あの民主党大会へのデモの実態も報道では内実が明らかにされていない。

外国人(朝鮮系?)永住者への参政権については,非常に困った問題だとは思っていたのだが,一連の動きとマスメディアがスルーしてきたことが見事に結びつく。小沢一郎をぶっつぶす→民主党をぶっつぶす→「外国人参政権法案を出させない」という構図だ。

しかし原口総務大臣は「この法案には反対」の立場を取っていて,「通させない」と先日の「たかじんのそこまで言って委員会」で言っていた。それでも党議拘束をはずせば,自民党・公明党にも賛同者はおり,小沢つぶしだけでは,すまないような気もするのだが・・・あゝ・・・

しかし,地検特捜部が一市民団体の告発だけで動くわけではないだろう。小沢氏を被告発人とするためには,告発者が必要だったということで,利害が一致したということなのか?でもこれが真実なら,正義も何もあったもんじゃないよなー。♪ あなた動機が不純よ!
まずは,取り急ぎ。

* ここには小泉政権下での,検察の裏金問題がある。「裏金問題を問題にしないことで,自民党議員の献金寄付を問題にしないという暗黙の了解が取れていた。そして民主党のあら探し(小沢問題)が始まった?しかし,西松問題でも自民党には検察の手が及ばなかった。自民党議員の名前は出ても,絶対安全圏だった理由がここにある。



大阪の市民団体が河村前官房長官を背任で告発

日刊ゲンダイ
02月05日10時00分

http://news.biglobe.ne.jp/politics/954/gen_100205_9546350024.html 
●東京地検はなぜか消極姿勢

 小沢疑惑よりも、こっちの公金“横領”の方がはるかに重大問題だ。自民党の河村建夫前官房長官が昨年9月、2億5000万円の内閣官房報償費(官房機密費)を引き出したのは背任罪か詐欺罪に当たるとして、大阪市の市民団体「公金の違法な使用をただす会」が1日、東京地検特捜部に告発状を出した

 この機密費をめぐっては、別の市民団体が昨年10月、使途開示を求める情報公開請求を内閣官房に出したが、詳細は不開示。このため、市民団体は今年1月、処分取り消しを求める訴えを大阪地裁に起こしている。

「市民団体がこの機密費を執拗(しつよう)に問題視するのは当然です。本来は政策推進や調査情報対策などに充てられるカネだが、河村が引き出したのは昨年8月30日の総選挙後で、しかも、それまでは1カ月1億円程度の支出だったのが、たった2週間で2億5000万円を引き出したのです。目的外支出は明らかで、仮に幹部で山分けしていた場合は小沢問題どころではない」(政界事情通)

 原告代理人のひとりで、弁護士の辻公雄氏はこう言う。

「今回の支出は明らかに違法です。野党に転落した自民党が当時、機密費を使う必要性は全くないし、使途を明かさない性格のカネだからといって、“横領”していいはずもない。東京地検は告発状について『検討させてほしい』と言っているが、小沢事件では市民団体の告発をあっさり受理したのだから、こちらも同様に受理して捜査するべき。仮に受理しなければ、不受理を理由に提訴するし、受理しても不起訴や起訴猶予にした場合は検察審査会に不服申し立てするつもりです」

 検察の「恣意(しい)的」な捜査手法が追及されるのも時間の問題だ。

(日刊ゲンダイ2010年2月2日掲載)




このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

34 なぜこの時期に小沢捜査なのか?小沢幹事長不起訴・石川議員ら起訴について

  • 2010/02/05(金) 12:22:12

 

新聞やテレビが「多くの国民にとって、小沢幹事長の不起訴は意外だったろう」と述べているが、真実を知る国民の多くは絶対不起訴になると思っていたし、秘書・議員起訴についても検察、特捜への不信感を募らせている。

マスコミの情報操作にのって、小沢=悪と思っていた人にとっては不起訴は意外だったかもしれないが、テレビや新聞の情報に惑わされず、調べて正しく情報を得ようとしている者にとっては当然の結果である。

 現職の国会議員逮捕起訴を秘書時代の過少記入での起訴することへの検察、特捜部への批判については「33なぜこの時期に小沢捜査なのか?一票の重み」のところで述べたが、私の疑問や特捜への納得できぬ思いを見事に論じているビデオニュースがあったので載せ、できるだけ多くの人に見てもらいたいと思っている。

 検察のOBとしての立場で述べているのだが、この中で郷原氏は「一罰百戒(一人を罰することで多くの人の戒めとすること)という言葉を用いて、特捜部が政治家に対して大鉈を振るう時には、だれが見ても重大・悪質な者へ刑事罰を適用するのであって、ただ過少記入というようなことで現職の国会議員を逮捕・拘留するという検察の権力を行使する姿勢について厳しく追及している。

 私自身この石川議員の逮捕、起訴については、たとえ起訴されたとしても在宅起訴で済む程度のことだと思うし、これからの裁判で無罪になる可能性も残されている。この中で郷原氏も言われていたように現職の国会議員逮捕、起訴ということについては、本来与野党挙げて問題提起すべきことのように思える。

 特に連立を組む社民党の執行部が、過少記入での現職国会議員逮捕・拘留ということについて「議員辞職に値する」などとテレビで言っているのを聞いていると、全く物事の本質を見据えていないとがっかりしてしまう。この党の支持者にはそれなりの見識を持ち、裏で画策する者の意図するところまで追及しようとする姿勢が見られるのに、執行部の短絡的なコメント(テレビ局がそのような所ばかり流すのかもしれないが)を聞いていると、連立を組んでやっていくことができるのだろうかと思ってしまう。

このようなことは、民主党だけでなく、他の政党、野党自公共政党にも及ぶ可能性があるとすると、与野党挙げて糾弾すべきことであるはずだ。それなのに、いっしょにやっている社民党がこのような発言をするなど、もってのほかだと思う。福島党首の発言には今までも時々違和感を覚えていたが、この発言でさらに社民党に対する不信感を持ってしまう。

ひと昔前ならこのようなことには毅然と立ち向かうのが社民党や共産党だったが、いつのころからか鋭く追及するのは民主党で、それが支持を得て政権交代を果たしたのだと思っている。国民の税金で成り立っている検察、特捜が過少記入ということで、政権交代直後のこの時期に、国民のために政治をしようとしている国会議員を拘留して政治家や国会審議機能を混乱させたりすることは、権力の行使の仕方をはきちがえているとしか思えない。

また、この告発市民団体である行政書士や元新聞記者による東京都内の「真実を求める会」<夕刊フジ22日>は記者会見をして、どのような団体なのかということや提訴理由も、検察審査会に提訴するのであれば明らかにして欲しいと思う。この団体に特捜部が振りまわされているという印象を持ってしまうのだが。

次に挙げる郷原氏の記者会見は、できるだけ多くの人に見てもらい、元検事である郷原氏のこの件についての問題点や検察のありかたについて述べていることについて考えてもらいたいと思っている。



ビデオニュース・ドットコム

プレスクラブ (2010年02月04日) 
郷原信郎氏が記者会見
インタビュアー・神保哲生(ビデオニュース)



石川知裕衆院議員らの起訴を受け、名城大学教授で元検事の郷原信郎氏が記者会見を行った。
http://www.videonews.com/press-club/0804/001354.php






「朝日新聞」 大谷昭宏氏
「国民の負託 応えるのは当然」

 また、 2月5日の「朝日新聞」でジャーナリストの大谷昭宏氏は「国民の負託 応えるのは当然」として特捜部による記者会見について、次のように述べている。

 「いま多くの人はニュースの第一報をテレビやインターネットで知る。それなのに、 特捜部は記者会見の撮影も許可しない 。警察の記者会見はテレビで流れるのに、これほど大きな事件の会見がなぜ見られないのか。そんな率直な疑問の声が国民から上がるのは当然だ。

 東京地検特捜部は、国政や地方行政、経済システムを揺るがすような巨悪を暴くべく、強大な権力を持っている。権力が大きいほど、それを行使する際は国民の目に耐えられる理由がなければならず、可能な限りすべてを白日の下にさらす必要がある。


 相次ぐ検察批判本の出版に、検察がいちいちムキになって反論する必要はない。しかし、折りに触れて捜査の目的や過程をできる限り説明していれば、後々こうした本が出ても「我々はあの時にこう説明した」と言える。
それをしないがために、鈴木宗男氏のように影響力の大きい人の著作を読んだ人は、検察があたかも冤罪づくりを繰り返す組織であるかのようにとらえてしまう。

 捜査機関は「捜査に支障をきたすので」と説明を拒むのが定番だが、現在までに行われた捜査の過程を説明することと、今後の捜査に支障をきたすこととは分けて考えるべきだ。

 説明不足が冤罪を生む温床になるという面も重視すべきだ。どんな人がどんな容疑をかけられているのかが分からなければ、真相を知っている人も声のあげようがない。


 検察に今一度認識してもらいたいのは、強大な権力は国民から負託されているものである、ということだ。預かっているものを使う時に持ち主に説明するのは当然のことだ。検察の説明責任を問う声が国民から多く聞かれるのは、そうした認識が高まっているためでもあるだろう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る