東武デパートでのいやな思い出

  • 2009/09/20(日) 20:12:08


 以前、東武デパートでいやな思いをしたことがあり、池袋へ行くことがあっても、この東武のある西口へ出ることはほとんどなかったので、来たのは久しぶりです。

 「東武では絶対に買物はしない」という決めてから、やはり東武と名のつく所へ入るのは、少しばかり抵抗はあるのですが、友人と食事をしたりして、それも徐々に薄れていくような気がします。

 池袋のデパートは、東口の西武やパルコ・三越(今はもうなくなってしまったけれど)、それにこの西口の東武ではよく買物をしたものです。

 こどもの頃から西武池袋線の沿線に住んでいたこともあって買物といえば池袋だったのですが、西武新宿線の沿線に住むようになってからは新宿に出ることが多くなり、しかもいやな思いをするとめったに来ることはなくなります。

 
 
 長年勤めていた仕事を辞めてから、もてあますほどある時間にまかせてこの日も池袋のデパートをウインドーショッピングしていました。

 東武の「自由区」という洋服売場で旅行に持って行くのにいい薄くて軽くてしわにならない金色っぽいブラウススーツを見つけて買ってから、靴とバックの売場に行き、買うのを決めてレジに行くと、店員さんから「東武カードの会員になると本日のお買物から割引になります」言われました。

 私は、仕事を辞めてから、銀行からの引き落としになるクレジットで買物はしないで現金で買うことにしていたので、その旨を伝えお金を払おうとすると、クレジットなどではなく割り引かれると言われ、他のデパートのようにポイントカードでポイントがつきポイントに応じてお買い物券が渡されるカードとばかり思って、言われるままにその申し込みの場所に行きました。

 私を案内した店員は、私の買うはずだった靴を持ち、女子店員が一人でいる東武カードの申し込み場所(一階だったか地下だったか記憶は定かではないが)へ行きました。

 ここでもクレジットカードはいらないと言い、住所と名前を書くぐらいですぐカードがもらえるとばかり思っていた私は、この女子店員から別の場所(上階のかなり遠い場所だった)にある申込所へ行ってくるように言われたのです。

 靴売場の店員は「売場でお待ちしていますから」と言い、私はひとりでその場所へ向かいました。

 宝飾売場の近くにある申し込みのカウンターがある場所でかなり待たされました。(この時はすでにやめればよかったとの後悔の思いといらいらする気持ちになっていました。)

 順番になって、住所や氏名を書き、クレジット引き落としのカードはつくるつもりはないからとここでも伝えたのですが、何とびっくりしたことにこれほどたらいまわしにされた挙句の果て、「会社員でないと東武カードには入れません」と言われたのです。

 「怒髪天を衝く」とはまさにこのことです。

 思わず辺りに響き渡る声で「仕事をしてる人しか会員になれないデパートならそれならそうと入口に書いて貼っておきなさい。買物をする客は仕事をしている人もいれば、専業主婦もいれば、年金や預貯金暮らしの人もいるでしょ!特定の会社員とかしか会員になれないデパートなら最初から言えばこんないやな思いしなくてすむのに。もうこんなデパートで買物なんかしないから!」とたんかをきって、

 「これがサービス業か?馬鹿にするにもほどがある。今までこんな思いデパートでしたことなんかない」のにとエレベーターで靴売場まで行き、さっきの店員に買うことをキャンセルすると伝え、出ました。気持ちよく買物をしていたのに、最悪の気持ちです。

 それ以来、この手の勧誘には注意しています。接客の見本とまでも言われたデパートの店員も地に落ちたものだと思わずにはいられませんでした。

 まあ、考えてみれば、どこのデパートもテナントが入り、デパートとしての教育などないに等しいのかもしれません。

 この時は、仕事を辞め、それまでは女性でも個人としての社会的地位や信用が認められていたのに、辞めたとたん「誰々の妻」とかいう立場でしか認められなくなり(離婚するとそれすらなくなり)、

 いくら現金があってもそれまで平気で書いていた一女性としての年収の欄とか記入できなくなる辛さは身に沁みていて、いやな思いをしたくないから年収とか書くこの種の銀行引き落としのクレジットはつくらないようにしていたのですが、

 この日の出来事は仕事を傷ついてやめたその傷がまだ癒えてない時だっただけにショックで、涙ばかり流れてしばらくは立ち直れず、回復するまでに相当の年月がかかりました。

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