練馬区発行の証明書に漫画が

  • 2009/07/01(水) 10:04:57

 練馬区報7月1日号が新聞の折込に入っていた。

 その中に、区が名誉区民となっているある漫画家のキャラクターの絵柄の入った証明書を発行するという。

 その理由が「区民の皆さまにアニメに対する親しみを、より強く感じていただくために行うものです。」とある。

 絵柄の入る証明書は、住民票の写し・戸籍関係の証明・外国人登録原票記載事項証明・課税証明・納税証明。

 証明書には、キャラクターの絵柄とこの漫画家の名が入っている。

 区の花とか木とかが透かしで入るならまだしも、いくら名誉区民とはいえ特定の個人のものとなると、売名行為にもつながりかねない。

 区発行の公文書にまで個人名の入った漫画を入れるとなると、こんなこと許されていいのだろうか?

 証明書にそんなもの入れたからといってアニメに親しみが沸くとも思えない。

 私は、つねづね正式な書類としての提出用紙は、漫画やなにかの入ったものは使用しないものだと指導してきた。公私のけじめはつけなさいと指導してきた。

 友達や自分で使うものはどんなに可愛い漫画などが描かれていてもかまわないが、それが公に発行する書類となると、どうだろう。

 私個人としては、こんな好きでもない漫画家の絵柄の入った証明書なんか受け取りたくない。

 期間が限定されているとはいえ、個人の好き嫌いのあるものを強制的に区の証明書として発行しないでもらいたい。

 せめて、無地か、区のマークでも入っているものと、どちらかを選べるようにして欲しい。

 行政に携わる者に再考をのぞみたい。

 一般区民の常識と、区行政の常識のずれがかなりあるように思う。

 練馬区は、アニメの区と進めていくようだが、そんなことに税金を使うより、福祉や医療・介護・教育など区民の生活に役立つことに使ってもらいたいと思わずにはいられない。

 キャラクター証明の発行と、キャラクター入り証明書発行記念式典にどれほどの税金が使用されるか?

 区長や区職員は、不安をもって暮らす年金暮らしのお年寄りや、リストラされて苦しむ人の気持ちがわかるのだろうか?

 今、練馬区行政はおかしな方向に進みつつあるように思う。

 

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